お世話になった人に感謝を気持をこめて夏に贈るのがお中元。
毎年贈っている人や、今年だけ感謝の気持ちを込めて贈る人。
最近は、自分用に購入する人も増えてますよね。
でも、お中元を贈る地域によって贈る時期も違ってくるのを知っていますか?
関東では、どの時期にお中元を贈ればいいのでしょうか?
のしも、贈る時期によって書き方が変わるんですよ。
その種類は3種類もあるんです!
なので、お中元を贈る前にお中元の時期にまつわることを知っておきましょう!
お中元の贈り物を贈る時期。関東いつ?
今回は関東の贈る時期について紹介します!
関東のお中元を贈る時期は、7月1日~7月15日までです!
ただ、注意することがあります。
お中元を贈る時期はあなたが住んでいる地域の時期に贈ってはいけませんよ。
相手に贈るので、
相手が住んでいる地域の習慣に贈るのがマナーです。
相手が関東に住んでいたら、紹介した時期で大丈夫です。
ですが、他の地域に住んでいたら贈る時期が違うので注意してくださいね。
また、相手の習慣がどちらかわからない。
そんな方もいますよね。
もし、相手の習慣がわからない場合は7月中旬に贈ると良いでしょう。
なぜなら、7月中旬はお中元の時期が重なるからです。
本当は早めに贈るのがいいのですが、
どうしてもわからない場合は7月中旬に贈りましょう。
のしも時期によって変わるの!?
お中元の時期が地域によって変わるのはわかって頂けたと思います。
ですが実は、のしも時期によって変わるんです。
変わるのはのしの上段には表書き。
「御中元」を含めてその種類は3種類。
水引は蝶結びなのは変わりませんよ。
7月1日~7月15日までは「御中元」。
7月16日~8月7日のまでは「暑中見舞」。
目上の相手には「暑中御伺(しょちゅうおうかがい)」。
8月7日~9月上旬までは「残暑御見舞」。
目上の相手には「残暑御伺(ざんしょおうかがい)」。
このように変化していきます。
意外と多いですよね。
7月16日からは目上の相手に向けての書き方も加わってきます。
できれば「御中元」の7月15日までには贈りたいものです。
お中元は、喪中の年でも贈ってかまいません。
ですが、まだ日が浅いのでお中元を贈りづらい。
その場合は、7月1日~7月15日までの「御中元」の時期ではなく、
7月16日~8月7日のまでの「暑中見舞」時期にズラして送ると良いですよ。
その際は無地ののしを選びましょう!
のしの名前の書き方!
贈り物を決めたら、あとは名前を書くだけ。
のしの上段に「御中元」または「お中元」。
下段に少し小さめに贈り主の名前を書きましょう。
できれば、濃い色の墨で筆を使って楷書体で書くのが良いんですが、
筆で書くのはちょっと書きなれていないと勇気がいりますよね。
そんな場合は、筆ペンで代用!
ボールペンやサインペンしかないのでそれで代用したいかもしれませんが、
のしの表書きをボールペンやサインペンで書くのはマナー違反なので避けましょうね。
それでは、いよいよのしの名前を書いていきましょう!
いくつかパターンがあるので、自分に合ったものを選びましょう。
【個人に贈る場合】
上段の文字より少し小さめに贈り主の書きましょう。
名前はフルネームで書くのが一般的です。
目下の相手へ贈る場合のみ姓だけでも良いです。
親宛てに贈る時は、フルネームで書くことをおすすめします。
同じ苗字なので誰からもらったものか明らかになるからです。
兄弟姉妹がいるなら、なおさらフルネームで書きましょう。
【連名で贈る場合】
右側に目上の人を。
左側に目下の人と偉い順番に書きます。
連名を書けるのは3名まです。
4名以上書きたい人は代表者のみの名前を書く方法があります。
そちらで書くようにしましょう。
【連名で代表者の名前のみで贈る場合】
連名は3名まで。
4名以上の人数になる場合は、代表者名を書きましょう。
そして、代表者の名前を中央に大きく。
その左横に「外一同(ほかいちどう)」と書きます。
代表者以外の人の名前は中包みに載せておきましょう。
【住所や会社の名前を入れて贈る場合】
中心に名前をに書いて、
名前の右横に小さく住所や会社名を書きます。
【名刺を貼って贈る場合】
名入れの部分に剥がれないように貼ります。
名刺を貼るのは略式の方法です。
左下にずらして貼る場合もあります。
これで、名前も入れられて贈るだけ。
お中元、喜んでくれると良いですね!