敬語って難しいですよね。
社会人でも、実は自信がない人が多いのでは?
敬語を使っている間に、何が尊敬語と謙譲語で、丁寧語と美化語なのか。
わからなかくなってきます。
電話応対などで、
「小川様はおられますでしょうか?」
なんて、間違って敬語を使って気づかないまま長く放置してら、
後では恥をかくのはあなた自身です!
でも、いまさら聞くのは恥ずかしい。
新社会人として新しくスタートするけど何も知らない!
そんな人のために今回は尊敬語と謙譲語、丁寧語、美化語の違い。
ビジネスでの使い方を学んでいきましょう!
何が違うの?尊敬語、謙譲語、丁寧語、美化語
まず、尊敬語謙譲語、丁寧語、美化語。
これらがわからないといけませんね。
- 尊敬語
例えば上司の人、お客様などの立場が上の相手に対して使う言葉です。
相手自身や、行動、持ち物、環境。
それらを高めて表現して、敬意をあらわすのに使います。
例
「いる」は、「いらっしゃる」
「食べる」は、「召し上がる」
「見る」は、「ご覧になる」「ご覧くださる」
- 謙譲語
こちらは、自分自身。
自分や、自分の行動、持ち物、環境。
それらをへりくだって表現して、敬意を表します。
例
「いる」は、「おる」(おります)
「食べる」は、「いただく」
「見る」は、「拝見する」「見せていただく」
- 丁寧語
語尾が「です・ます」や「ございます」等。
丁寧に表現する時に使います。
例
「いる」は、「います」
「食べる」は、「食べます」
「見る」は、「見ます」
- 美化語
言葉を上品に表現するために使います。
大体名詞の上に「お」や「ご」を使います。
また、言い換える言葉もあります。
「お」の例
お食事
お名前
お体
「ご」の例
ご挨拶
ご連絡
ご理解
言い換えの例
「水」は、「おひや」
「うまい」は、「おいしい」
「トイレ」は、「お手洗い」
これで、なんとなく尊敬語と謙譲語、丁寧語、美化語の違いがわかったのでは?
では、これらを踏まえてビジネスでの敬語の使い方を学びましょう!
ビジネスで使える敬語のフレーズ!
せっかくなので、先ほど例に挙げた言葉を使って、
ビジネスで使える敬語のフレーズを覚えましょう。
これでさらに理解が深まるはずですよ!
- いる
尊敬語
「鈴木様はいらっしゃいますか?」
「こちらの会場には何時にいらっしゃいますか?」
謙譲語
「ただ今外出しております。」
「6時まで、会社におります。」
丁寧語
「川下さんは今何処にいますか?」
「会議室にいます。」
- 食べる
尊敬語
「お食事は何を召し上がりますか?」
「こちらはお早めに召し上がってください。」
謙譲語
「料理はもう十分にいただきました。」
「こちらのデザートいただきました。美味しかったです!」
丁寧語
「お昼、何食べますか?」
「辛いモノ食べられますか?」
- 見る
尊敬語
「こちらの資料をご覧ください。」
「最後までご覧くださりありがとうございました。」
謙譲語
「先日に依頼した書類、拝見しました。迅速な対応ありがとうございます。」
「恐れ入りますがもう一度見せていただけないでしょうか。」
丁寧語
「今すぐ見ます。」
「昨日の試合、見ましたか?」
敬語の感覚はつかめましたか?
後は実際に使って、身につけていきましょう!