伊勢神宮があることなから、観光客が多い三重県伊勢。
伊勢うどんや虎ういろう等、
伊勢の名物はたくさんあります。
ですがやっぱり、伊勢と言ったらこれですよね!
赤福餅こと「ほまれの赤福」!
筆者もずっと機会があればと思っていた品。
ピンクの包装紙に赤福と大きい文字が眩しいです!
包装紙の裏面には、句もあります。
「到来の赤福餅や伊勢の春(子規)」と「旅は春赤福餅の店に立つ(虚子)」。
伊勢名物なのでお土産に買ったことのある方、
もらったことのある方もいらっしゃるのでは?
今回はその赤福を食べてみますよ。
たまたま、購入した日が5月19日だったのですが、
実はこの日は、昭憲皇太后様よりはじめて赤福をご用命を賜った日だったそうです。
ご用命を賜った日は、1911年5月19日。
この栄誉を後世までも記念するためにその5月19日を「ほまれ日」と定めたそう。
そして、献上品と同じ白砂糖の赤福餅を「ほまれの赤福」と名付け市販。
従来の赤福より味がやわらかくなり、風味もさわやか。
日持ちが良くなり当時の人たちにも喜ばれたそうです。
これが今の赤福餅の原点なんだとか。
まさか、今の赤福餅の原点になった日に購入したとは!
後から知って驚きましたよ!
集めたいかも伊勢だより!赤福の値段とカロリー、賞味期限
ピンクの包装をはがすと、
赤福本体に紅色の紙で「サジ」と「伊勢だより」がくっつけられていました。
サジは赤福を取るために使いますよ!
「伊勢だより」は絵の後ろに、その日その日の季節に合ったメッセージが書いてあります。
赤福の主人から購入したあなたへの手紙だそうです。
絵は多色刷り版画の第一人者とも言われている
木版画家徳力富吉郎(とくりきとみきちろう)さんによるもの。
購入した日の日付も書いてあり、いつ購入したかわかるようになっています。
ですが驚くのはその「伊勢だより」の種類!
なんと、400種類以上あるそうです!!
その日その日ですから、366種類ぐらいかと思いきやそんなに種類が。
そう聞くと、「伊勢だより」大事にしたいと思いますよね。
全種類見た観たいけど、毎日なんて買えない!
そんな方は、赤福のホームページに伊勢だよりがあるので毎日見に行ってみると良いですよ。
でもせっかくなんで、実物もちゃんとみて下さいね。
さて、赤福の値段ですが、
お土産「折箱(おりばこ)」に入った赤福は8個入り、12個入り、20個入りがあります。
値段は8個入りで720円(税込)。
12個入り1,030円(税込)。
20個入り1,750円(税込)。
ですが、20個入りのみ本店、内宮前支店、五十鈴川店、
外宮前特設店、宇治山田駅売店の限定販売なので注意してくださいね。
消費期限は夏は製造より2日間、冬は製造より3日間。
カロリーは1粒91kcalです。
あと、大豆アレルギーをお持ちの方は注意してほしい点が。
夏製造と冬製造では、微妙に違います。
夏は砂糖、小豆、もち米。
冬は砂糖、小豆、もち米、糖類加工品。
冬製造の「糖類加工品」の中に大豆由来のものが含まれているそうなのです。
なので、気を付けてくださいね。
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さすが伊勢名物!!
もう、見て分かりますが、お餅の上にたっぷりと餡が乗っかっています。
その北海道産の小豆を使用した餡は、とてもなめらかで繊細な味わい!
なめらかで軽い餡ではなく、ずっしりとしていて上品な甘さが特徴的です。
やわらかく粘りが強いお餅は、口の中で餡とよく絡みます。
もちもちとして、なかなか無くならないので食べごたえも十分!
すぐに、お腹にたまります。
筆者は2個でお腹いっぱいになりました。
それ以上食べると夕飯が食べられなくなりそうになりましたよ。
さすが、伊勢名物。
シンプルな材料がらも、
素材本来の美味しさを引き出された品のあるお餅でした。
以上、赤福の「ほまれの赤福」の感想でした。