秋分の日といえば、国民の祝日でもありますが、
秋のお彼岸の時期でもあります。
この時期は、お墓参りに行ったり仏壇の掃除したり、おはぎ食べたり。
家族で集まる方もいるのではないでしょうか。
でも、お墓参りに行くのめんどくさいなー。
お墓参り行く意味ってなんなの?
という方もいますよね。
でも、あんまり秋分の日って詳しく知らないかも!
そこで、意外と知らない、秋分の日のことを紹介しますよ!
秋分の日と彼岸ってなんだろう?
秋分の日は、毎年9月23日頃にあります。
このひは、「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ日」となっています。
そして、昼と夜の時間の長さが同じになるんです。
季節の変わり目なので、この秋分の日を境に夜が長くなり、秋らしくなってきますよ。
その証拠に「暑さ寒さも彼岸まで」なんて言葉もありますよね。
夏の暑さは秋分頃ぐらいに和らぐ季節の目安として覚えておくのもいいでしょう。
そして、秋分の日といえば「秋のお彼岸」ですよね。
お彼岸は春と秋との2回あります。
春分の日と秋分の日のことです。
春分の日と秋分の日を中日(ちゅうにち)と、その前後3日間の7日間を「彼岸」といいます。
お墓参りやお寺の法要に行って、
ご先祖さまや自然に感謝するで日本独自の行事です。
地域によって違いもありますが、
おはぎなどを供えてご先祖様の供養をしてましょう!
なぜ秋分の日お墓参りに行くの?
先ほども言いましたが、「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ日」となっているんです。
実はこれ、法律によって定められているんですよ。
知ってましたか?
1948年(昭和23年)に公布・施行された、
国民の祝日に関する法律(昭和 23年法律第178号)によって制定されています。
同法第2条にその「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ日」という趣旨が書かれているんです。
なぜ、お墓参りに行くか理由は明確にわかっていませんが、
日本で「祖先をうやまい、亡くなった人々をしのぶ」となれば「お墓」ということになるのではないでしょうか。
また、お彼岸の行事をはじめたのは仏教を日本に広めた聖徳太子だという説があります。
仏教を広めたので、確かにその時にやってもおかしくないかも。
そして、平安時代にお彼岸の法要は朝廷の年中行事になったそうですよ。
昔は、期間は明確には定められていなかったようです。
おはぎのって何か意味があるの?
「おはぎ」は、漢字で書くと「お萩(はぎ)」とかきますよね。
秋のお彼岸の頃には「萩(はぎ)」の花が咲くので、このことに由来しているんです!
「萩」は小さな花です。
なので、おはぎも萩の花に似せて小ぶりで細長い俵型に作られるようになりました。
また、おはぎといえばあんこですよね。
あんこに使われるあずきには、悪いものを追いはらう効果があるとされています。
おはぎを食べたり、ご先祖さまに感謝することは、
自然への感謝にもむすびついているそうですよ。
自然にもご先祖様にも感謝して、お墓参りに行きましょう!