9月中旬~10月にかけて見ごろを迎える彼岸花。
別名「曼珠沙華(マンジュシャゲ)」。
彼岸花はちょっと不吉なイメージの方がありますが、それは3つの迷信があるからなんです。
「家に持ち帰ると火事になる」「摘むと死人がでる」「摘むと手が腐る」
でも実は、別名の曼珠沙華はサンスクリット語で「赤い花・天上の花」の意味で、
おめでたい事が起こる兆しで赤い花が天から降る、という仏教の経典から来てるんです!
どちらかというと、おめでたい花みたいです。
でも、あの妖艶さは見る者を魅了しますよね!
なので、今回は関東の彼岸花の名所を5つ紹介したいと思います!
一度は見に行きたい!彼岸花関東の名所5選!
【埼玉県日高市】ひだか巾着田 曼珠沙華まつり
日本最大級の曼珠沙華(彼岸花)の群生スポット!
全国的に有名な曼珠沙華の名所です。
なんといっても、日本最大級500万本の曼珠沙華が魅力的!
曼珠沙華が咲く場所は数多くあるんですが、ここの曼珠沙華は雑木林の中に咲くんです。
これだけ大規模な曼珠沙華が雑木林の中に咲くは珍しいですよ!
その珍しさから、全国から毎年多くの人が訪れます。
例年の来場者数は約27万6千人だそうです。
9月下旬~10月上旬には、コスモスも見ごろですよ!
【開催日時】9月中旬~10月上旬
【時間】9:00~16:30
【場所】巾着田曼珠沙華公園
【料金】公園入場料300円
【露店の有無】あり
【駐車場】あり(500円)
【埼玉県 幸手市】さって曼珠沙華祭り
幸手権現堂堤は桜の名所としても知られていますが、
秋は堤の斜面が約300万本の曼珠沙華が一面に咲き真っ赤な絨毯に。
祭り期間中は堤中央付近ある「峠の茶屋」というお店が毎日営業。
悪天候等により休業の場合がありますが、
飲み物や峠の茶屋自家製のパン、幸手市の物産などを売っているのでぜひ訪れてみては?
【開催日時】9月中旬~10月上旬※開花状況により変更となる場合があります。
【場所】幸手権現堂堤(県営権現堂公園)
【料金】無料
【駐車場】あり(無料)
【神奈川県・伊勢原市】日向薬師
日本三大薬師の1つでもあり、「かながわの花の名所100選」の1つでもあり、
彼岸花関東3大名所でもあります。
日向薬師に守られたこの神奈川県伊勢原市日向地域は、
ヒガンバナの自生地で「彼岸花の里」として知られています。
彼岸花の自生地なので観光用の設備は整備されていません。
ですが、自生ならではの自然な彼岸花が、田のあぜや野辺のあちこちに咲きます。
黄金色の稲穂とのコントラストがステキなんです!
あぜを踏み荒らさないようにしましょうね。
【開花時期】9月中旬~下旬
【場所】神奈川県伊勢原市日向
【料金】無料
【駐車場】無料駐車場あり
【神奈川県・伊勢原市】常泉寺
こちらも、「かながわ花の名所100選」に選定され彼岸花の関東三大名所の一つと言われています。
いつ訪れても季節の花が楽しめるまさに花のお寺!
四季を通し200種類以上の草花が植えられているんです。
なんといっても、ここでは馴染みの赤い彼岸花と、
繁殖力が弱いためとっても珍しい白色の彼岸花があちらこちらに咲きます。
白色は赤色より少し早く咲くんだとか。
他にも、秋の萩やすすきなどが咲き、
彼岸花が終わると10月下旬ころからヒガンバナ科の植物「ネリネ」が。
お花好きにはたまらないスポットです!
【開花時期】9月中旬~9月下旬
【場所】花のお寺 常泉寺 境内全体
【拝観料】高校生以上:300円/小中学生:150円 (一年間を通して)
【東京都江戸川区】 葛西臨海公園
東京湾に面した、81万㎡と広大な葛西臨海公園。
9月中旬頃になると園内の様々な場所に彼岸花が咲きます。
彼岸花を見てから、遊んだりもできますよ!
花畑と違う雰囲気もいいですよね。
【開花時期】毎年9月中旬頃~下旬
【場所】葛西臨海公園
【料金】無料(一部有料施設あり)
【駐車場】あり
いかがでしたか?
日頃見られない一面の彼岸花。
美しくも怪しいその圧巻の姿を見に行ってみてはいかがでしょうか?