不幸な出来事が多いとされている厄年。
厄年が近くなると、厄払いに行きなさいなんて言われませんか?
私も周りに言われていきました。
特に女性は、30代の厄年が忙しいんですよ。
でも、30代で出産という方がいらっしゃるはず。
厄年に出産って生まれる子には何か影響あるのか。
旦那さんが厄年の場合は?
そんな疑問を解決しますよ!
女性は30代が忙しい!女性の厄年の年齢
女性の厄年を知る前に、年の数え方を知っておきましょう!
厄年の年齢の数え方は、一般的には「数え年」。
生まれたときが1歳で考えた数え方です。
誕生日前なら2歳、誕生日後なら1歳。
満年齢にプラスします。
では、女性の厄年ですが
女性の厄年は19歳、33歳、37歳、61歳です。
大厄と呼ばれる一生の中で一番大きな災いが降りかかるのが33歳です。
えっ?これで終わり?30代2回しかないじゃない。
いえいえ、「前厄、後厄」がありますよ。
前厄は、厄年の前の年。厄の前兆がある年なんです。
後厄は、厄年の後。厄のが前の年より薄くなる年です。
この前厄、大厄、後厄の合わせて3年間。
警戒した方が良いとされています。
なので、女性の場合は
18歳、19歳、20歳
32歳、33歳、34歳
36歳、37歳、38歳
60歳、61歳、62歳
以上の年は警戒した方が良いということ。
なんと、30代の間の6年は警戒すべきみたいです!
前厄、大厄、後厄をちゃんとお祓いする人は
30代の間に6回お祓いすることに。
忙しいですね!
けれど、絶対に厄払いをするわけでもないので、
ご自身の地域や風習に合わせてお祓いに行ってください。
私は大厄のみお祓いに行く予定です。
厄年に出産!何か悪いことはある?
たまたま、厄年と出産が重なることになった方もいらっしゃると思います。
旦那さんが大厄の方もいるでしょう。
子どもに何かあったらいやだなんて考えますよね。
ですが、現在は出産すると厄が落ちるといわれています。
特に、男の子が産まれると良いそうですよ。
また、厄年に生まれた子供の儀式もあります。
紹介しておきますが古い風習ですので、やるかはあなた次第です。
この儀式をやる場合は、生涯にわたって関係が続くので
信頼できる方に頼みましょう。
また、その方が名付け親にもなり、
実の母親と共に「母」と呼ぶ関係にもなります。
子捨て
大厄(男性42歳、女性33歳)に生まれた子供を、形式的に捨てる儀式。
- カゴ用意してその中に赤ちゃんを入る。
- 四辻や道祖神の前に赤ちゃんが入ったカゴを捨てます。
- その場を振り返らずにあとにする。
- 拾い親の役の方に、ほうきでちりとりに掃きいれる真似をする儀式を行う。
- 拾い親が自宅に連れ帰る。
- 翌日、赤ちゃんに晴れ着を着せ、祝い餅などを持ち、両親の元に届ける。
以上が儀式となります。
しかし、かなり大がかりなものとなっていますのでおすすめはしません。
心配な方はやはり出産前に「厄除け」「厄祓い」「厄落とし」を済ませた方が楽かと思いますよ。