秋の魚といえばさんま!
漢字でも「秋刀魚」と秋がつくまさに秋が旬の魚です。
大体9月から旬を迎え、サイズも大きく、脂も乗っていて美味しいですよね!
値段も安くて、手が届くお値段なのがまた良いところです。
そんな秋刀魚を青空の下で楽しむお祭りが、今年も開催されます。
それは、「目黒のさんま祭り」2016!
秋刀魚の塩焼きを青空の下、美味しくいただけるのはいいですね。
そんな、「目黒のさんま祭り」の情報を紹介しますよ!
目黒の秋刀魚はどうして有名になったの?
目黒の秋刀魚は有名ですけど、
なんで有名になったのでしょうか?
それは、落語「目黒のさんま」に由来しているんです!
とある日、お殿様が目黒まで鷹狩りにお出かけ。
ところが、お供がお弁当を忘れてきてしまい、一同はすっかり腹ペコになってしまいました。
すると、どこからともなく旨そうな匂いが漂ってくるではありませんか!
お殿様がお供にこの匂いの正体を尋ねると、
どうやらこの匂いはとある魚を焼いているところで、その魚の名が「さんま」という魚。
庶民の食べ物なので、けしてお殿様の口にあうものではないと言います。
しかし、お殿様のお腹はペコペコ!
そんなこと気にしちゃいれません!!
お殿様はお供にさんまを持ってこさせると、
直接炭火に突っ込んで焼いさんまをガブッ!
あまりのさんまの美味しさにお殿様は、さんまの虜になりました。
そして、城に戻ったお殿様。
今度親族が集まる集会にさんまを出すように家臣に命じます。
命じられた家臣は急いで日本橋魚河岸の新鮮なさんまを購入。
そして、お殿様のことを想い、
さんまを焼いて出た脂は体に悪いとそれはもう丁寧に抜き、
小骨がささってはいけないと考え全ての骨を取ってしまいました。
すると、身が崩れてしまったので、椀の中に入れてお殿様に出しました。
脂も抜けパサパサになってしまったさんま。
美味しくないのは想像できますよね。
お殿様もさすがにまずいと思います。
そこで、
「このさんまは、どこで買ったさんまだ?」
「はい、日本橋魚河岸で買い求めてきたさんまでございます。」
「やっぱり、さんまは目黒に限る。」
この落語「目黒のさんま」にちなみ、
毎年、東京都目黒駅周辺で『目黒さんま祭り』が開催されているんです。
目黒さんま祭りの場所や入場料は?いつ開催?
目黒のさんま祭りは入場料!!
ふるまわれるさんまに全て無料!
タダです!!!
ありがたいですねー。
美味しいさんまがタダで食べられるとは。
さんまは、岩手県宮古市から新鮮なさんま仕入れ。
その数なんと6000匹!
添えてある大根おろしは、栃木県産辛味大根
徳島県産のすだち1万個もふるまいます。
炭には和歌山県産と、こだわりにこだわったものとなっています。
今年の目黒さんま祭りの日程は、
2016年9月4日(日)10時~14時まで!
雨天決行。
会場は目黒駅前商店街です。
何時間並ぶの?さんま以外に何かあるの?
この目黒のさんま祭り。
毎年2~3万人もの来場者が訪れます。
多いですよね。
なのでとにかく並びます。
その時間は最大5時間!!
熱中症対策に、水分補給や帽子、うちわなど忘れずに持っていきましょう。
早くさんまを味わいたいのなら、
10時に始まりますので2~3時間前には並んでおきましょう。
また、さんまだけでなく「目黒さんま寄席」も楽しめます。
こちらは、整理券配布の元入れ替え制になっています。
目黒のさんま祭りや目黒さんま寄席の詳細はこちらでチェック!
美味しいさんまとを寄席楽しみましょう!