秋の行楽の楽しみの1つといえば、紅葉ですよね!
日本では昔から桜が咲いたら花見をするように、秋には紅葉狩りを楽しみます。
紅葉のシーズンに秋風を感じながら、
真っ赤な紅葉の下で記念撮影とかしたいですよね。
関東でも10月に紅葉が見ごろを迎えているの名所があるんですよ!
今回は関東で有名な紅葉スポットと、
紅葉を見ながらに話せる雑学を紹介します!
10月でも行ける関東の紅葉名所!
実は10月は、本格的な紅葉狩りには若干早いんですが、
その分本格的なシーズン前なので、人込みを避けたい方にはおすすめの時期なんです。
では、10月でも行ける関東の紅葉名所を5つ紹介します!
【東京都】奥多摩
都心か約2時間でいける紅葉の人気スポット!
奥多摩の中でも、秋の紅葉シーズンになるとひときわ目を引く存在になるのが、「いろは楓」!
いろは楓は樹齢約200年といわれ、赤く染まると奥多摩の冬の季節をお知らせしてくれます。
場所:東京都西多摩郡奥多摩町境
見ごろ:10月上旬から11月中旬
【群馬県】榛名山と榛名湖
標高1,449mの榛名山と山々に囲まれた榛名湖。
榛名山は上毛三山の一つに数えられているそうで、
そんな名山と榛名湖、そして美しい紅葉の構図はて多くの観光客を魅了しています。
場所: 群馬県高崎市榛名湖町
見ごろ:10月中旬~11月上旬
【栃木県】日光いろは坂
48か所も急カーブがあるいろは坂。
日光市街と中禅寺湖・奥日光を結ぶ有名なドライブコースです。
カーブごとの「い」「ろ」「は」の看板を見ながらドライブするのがまた楽しいんです!
日光のとても有名な紅葉の美しいスポットなので、
紅葉シーズンは混雑することが予想されます。
本格的な紅葉シーズンに行く方は、
渋滞した時の暇つぶしも考えておきましょう。
場所:栃木県日光市細尾町
見ごろ:10月中旬~10月下旬
【神奈川県】箱根ガラスの森美術館
箱根仙石原にある日本初のヴェネチアン・グラス専門の美術館である箱根ガラスの森美術館。
庭園からは中央に大涌谷、左右に小塚山と台ヶ岳を望むことができ、
秋には絶好の紅葉撮影スポットとなります!
また、小路では紅葉散策もできるそうです。
ガラス作りの体験工房やカフェ等があるので1日楽しむこともできますね!
場所:神奈川県足柄下郡箱根町仙石原940-48
見ごろ:10月下旬~11月中旬
【埼玉県】中津峡
中津川沿い 約10kmの渓谷です。
群馬県の指定名所であり、奥秩父を代表する紅葉スポットでもあります!
100mも高さがある絶壁や奇岩が連なる渓谷を紅葉が彩ります。
特に持桶女郎モミジが印象的なんだとか!
場所:埼玉県秩父市中津川
見ごろ:10月下旬~11月上旬
紅葉雑学!紅葉と楓、赤と黄色の違いは?
毎年毎年見て楽しんでいる紅葉ですが、
意外と詳しいことは知らないものです。
なので、意外と知らない2つの違いについて知っていきましょう!
〇紅葉(もみじ)と楓(かえで)
まずは、紅葉と楓の違いです。
結論から言うと、紅葉と楓は一緒なんです!
学術的には、「モミジ」という植物はなく、
ヤマモミジやモミジと名のついているのはカエデ科の植物なんです。
「モミジ」の由来は、赤く染めるという「揉出(もみず)」。
木の葉の色が、黄色や赤に変ることを紅葉と言っていたそうです。
楓は、楓の葉がカエルの手に似ていることから「カエルデ」と呼ばれて、
後に「カエデ」になったみたいですよ。
〇赤と黄色の葉っぱの違い
紅葉には黄色と赤に色づく葉がありますよね。
その違いは、糖が変化する色素の量によって違うといわれています。
実は、葉っぱには緑と黄色の色素が含まれているのですが、
気温が下がると緑色の色素が分解されて黄色の色素が残って黄色く。
赤い紅葉は、秋になると葉っぱの付け根で栄養を遮断。
すると、光合成でできる糖分が葉にとどまることに!
そうなると、赤い色素のアントシアンが増え、葉が赤くなるそうです。
身近なのに意外と違いって知らないものですね。
違いを知っていけば、美しい紅葉もまた違う角度で楽しめそうです!
紅葉狩り楽しんできてください!