2月3日は節分!
「鬼は外、福は内」と楽しく豆まきをしますね。
年にとっては4日になったりしますが。
黙って恵方巻や年齢の数だけ豆を食べるのが、毎年大変だったりします。
でも、節分の飾り。
玄関に飾るいわしのことって案外知らないですよね。
玄関先に飾る家が少なくなったからでしょうか?
柊も一緒についているんですけど。
実はいわしのと鬼に意外な関係があったんです!
そもそも、なんで鬼なの?
意外な関係を知る前に、なんでそもそも鬼を追い払うか知っておきましょう。
そもそも、鬼は厄の象徴なんですね。
なぜなら、「鬼」の由来は「陰(おん)」という言葉だからです。
実はこの「陰」。
目に見えない邪気をさした言葉なんです。
そのことから災害や病気などの恐ろしい事は鬼の仕業と考られていました!
なので、無病息災を祈る厄払いとして鬼を追い払うんです。
鬼は鬼門の方角。北東から深夜2時~4時にひっそりとやってくるそう。
いわしと柊と鬼の関係は!?
鬼のことを少し知ったところで本題。
節分に玄関に飾る飾りとして、いわしと柊を一緒にした
「柊鰯(ひいらぎいわし)」を飾ります。
他にも「焼嗅(やいかがし)」「鰯柊」「柊刺し」など呼び名が豊富!
そして、いわしと柊と鬼の意外な関係・・・それは!
実は鬼が、生臭いいわしの臭いと、柊の痛いトゲが苦手なんです!
鬼弱い!!
豆にやられるわ、臭いにも弱いわ、柊のトゲが苦手だわ。
鬼、どんだけ弱いんですか!?
なんで、こんなに鬼が貧弱なんだろうと思ったらこんな理由が!
「臭いの強いモノ」「トゲのあるモノ」には厄除けの効果があることから、
昔から祭事に用いられる風習があったそうです。
鬼は厄の象徴。
いわしと柊が苦手なのも納得の理由です。
いわしの頭を焼いて、柊の枝に刺して玄関に飾って、
鬼が家に入ってくるのを防いでたんですね。
飾る期間が一般的に、2月3日の節分から、次の日の2月4日の立春までと短めですが、
今年は飾ってみるのもいいかもしれません。