女の子に欠かせないひな人形ですが、
ひな人形を置くスペースがない。
引っ越しをする。
結婚して嫁に行く。
もう飾らなくなった。
住宅事情や環境の変化などの様々な理由で、
どうしても手放さければならない方がいると思います。
そこで、そんな方のために処分の仕方をまとめてみました!
処分はいつやる?その方法は?
ひな人形は、いつ処分して良いのかわかりませんよね。
いつ処分して良いのかわからないので、なんとなくそのままになったり。
でも、ひな人形には処分する時期が決まっていないんです。
何かのきっかけで、処分しなければならいときが処分する時期でしょう。
でも、粗大ゴミに出す。
そんな手段もありますが、大切にしてきたひな人形。
できれば粗末に処分はしたくない物です。
そこでおすすめなのがこの3つの方法!
- 寄付、誰かにあげる
- 供養
- 買い取り
大きく分けるとこの3つです。
これから詳しく紹介していきます!
寄付、誰かにあげる
ビックひな祭り
徳島県勝浦町と千葉県勝浦市のビッグひな祭り等で、
全国から家庭で不要になった雛人形集め、
ひな飾りと供養をしようという思いから開催されているお祭りです。
徳島県勝浦町と千葉県勝浦市のビッグひな祭りは、
勝浦町の活性化と人形文化の保存伝承のために始めたそう。
今では全国から多くのひな人形が寄付されるようになりました。
会場にには約3万体以上の雛人形が飾られます。
注意点は、ひな人形の寄付時期が決まっていること。
それを過ぎると、また来年になります。
また、供養費用と保管費用して5,000円程支払います。
かつうらビッグひな祭りの他にも、
信州須坂しあわせ雛祭り。
鴻巣びっくりひな祭り。
南紀勝浦ひなめぐり。
各地域でお祭りがあるので、一度「ビッグひな祭り 寄付」等で検索してみてください。
発展途上国への物資支援として寄付
発展途上国の寄付として1例。
ワールドギフトというところがあります。
人形や衣類・日用品・文房具・雑貨など、
不用品を物資支援に再利用、再資源化している団体。
送られてきたの不用品・物資をアジア・アフリカ等の
NGO、財団、自治体、病院、学校などに送っているそうです。
人形の種類は問わず、ひな人形のセットなど不揃いであっても大丈夫なのが嬉しいところです。
料金は、縦×横×奥行の3辺合計が120cm。
重さ30kgまでで箱や衣装ケース等に詰放題のもので集荷料金2400円から。
人形供養してから寄付だと供養料金1500円の追加です。
処分しずらければ、ここに寄付してリサイクルしてもらうこともありだと思います。
知人、学校、ネットであげる
女の子が生まれた方で、予算がどうしてもなく買えない方。
小学校や幼稚園などでひな人形が飾りでほしいところ。
ネットで呼びかければ必要としている方。
そんな方々に差し上げるのも一つの方法です。
ですが、さまざまなことを自分でやらなければなりません。
寄付1つにしても寄付の場所で方法が違います。
必ずホームページや電話などで確認してから寄付してくださいね。
供養
自宅の近くの神社やお寺で、人形供養をやっているところがあれば持っていきましょう。
開催日や実施時間、供養の料金などはもちろん神社やお寺で変わってきますので、
ホームページがあればそこで調べるか電話で問い合わせてみましょう。
近くに供養できる神社やお寺がない方もいらっしゃるでしょう。
そんな方には日本人形協会で、日本郵政と提携した人形(感謝)供養代行サービスがあります。
あの「ゆうパック」による人形供養の代行サービスをやっているんだそうです。
不用になった人形類を全国から通年で引取り、
毎年10月頃に東京大神宮で行われる「人形感謝祭」で供養してくれます。
料金は縦横高さが170cm以内と重量30kg以内の一箱(袋)で 5,000円。
それで納まらない場合は、追加分は一箱につき2,000円加算されます。
これなら人形をちゃんと供養できますね。
買い取り
リサイクルショップや五月人形、
雛人形などを専門に買い取る店などに買い取ってもらう事もできます。
リサイクルショップの場合は、買い取ってもらえるか確認してから行ってください。
結婚したらどうする?持っていくべきか
結婚したら嫁入り道具としてひな人形を持っていくべきか悩みますよね。
結婚したら、飾ることもないだろうからそのタイミングで処分する方も多いはず。
でも、大人のひな祭りがあることはご存知でしょうか?
「後(のち)のひな祭り」と言って江戸庶民の間に生れた風習。
節句人形を1年間しまいっぱなしにせずに、虫干しをして長持ちさせようという知恵でもあるんです。
菊の節句である9月9日に雛人形を再び飾り、長寿と健康を願いを込めます。
健やかな成長を願う桃の節句に対して、長寿や健康を願う菊の節句。
まさに、大人の女性のためのひな祭りなんです。
飾る期間が長く、新暦9月9日の10月15日頃(旧暦9月9日)まで飾って楽しめるんです。
桃の節句は娘のひな人形。菊の節句は母親のひな人形なんてこともできます。
処分してもなんの問題もありませんが、
こんな楽しみ方はひな人形を持っていかないとできません。
持っていくことも検討してみてはいかがでしょうか?