結婚式に親族として参加することに。
その時に、成人式で買った振袖などを着ていこうかなと思う方もいるのでは?
でも、着物でのマナーって知っていますか?
結婚式での着物のマナーを知っておきましょう!
あなたは未婚者?既婚者?年齢は?
親族での結婚式の着物での参加は一般的に、振袖、黒留袖、色留袖の3つがあります。
そして、着物で出席する場合、大きく2つのポイントがあります。
1つめは、未婚者か既婚者か。
2つめは、年齢。
この2つのポイントによって、着る着物が変わってくるんです!
それでは、この2つのポイントをおさえながらあなたが着る着物を確認していきましょう。
- 20代未婚者女性の親族
華やかな振袖は20代の未婚女性の正装!
成人式で購入された方、親の成人式の着物がある方は特におススメです。
久々の振袖の出番ですので、クリーニングなどして結婚式に備えましょう。
また、ラフな披露宴などでは振袖は着ません。
既婚で20代の方は振袖ではなく、違うものを着ます。
- 既婚者女性の親族
既婚者の方なら落ち着いた黒留袖、色留袖が正装!
紋の数に応じて格が変わります。
最上級は「五つ紋付き」。
その次は「三つ紋付き」。
最も低いのは「一つ紋付き」。
特に五つ紋の黒留袖は最も格の高い「正礼装」です。
黒留袖は母親が着られている場合が多いですね。
黒留袖を着る場合は新郎と新婦の両親が同格の服装をするのも大切。
相手の母親も和装で五つ紋の黒留袖なら、同じく五つ紋で揃えると無難です。
格の低いものを着ると、式を軽く見たと思われてしまいます!
新郎方の母親の格好もしっかりと聞いておきましょう!
しかし、まだ若い方だと敬遠する方も多いのでは?
そんな時は、黒留袖でも華やかな柄の物や帯を合わせれば若々しい装いにできます!
- 若い方なら色留袖もあり!
色留袖は、既婚女性で20~30歳代の方は着ることができます。
黒留袖はちょっと気が重い方などにおススメです。
色留袖は準礼装で、着るなら三つ紋入のものを選ぶと良いですよ!
五つ紋の色留袖は、五つ紋の黒留袖と同格で格の高いものです。
ですが、宮中行事のような格式高い催事で着る着物なので、一般的ではありません。
また最近では、未婚の女性の方でも色留袖を着ます。
もう振袖は若いと思われる方は、色留袖も検討してみてはいかがでしょうか。
色は派手でも大丈夫?
持っている着物がたまたま派手な色だったりしますよね。
真っ赤とか真っ青とか。
こんなに派手な、着物を着て結婚式に行っていいか不安になりますよね。
注意する点は色と柄。
花嫁の衣装が着物ならば、花嫁と同じ色や柄は避けるようにしましょう。
事前にお色直し等で着る衣装の色や柄を聞いておくのがベストです。
地域によって、結婚式での着物に関するマナーはだいぶ違います。
女性の親族の方は全員黒留袖なんてところもあるみたいですよ。
お互いの地域や風習の着物のマナーをよく話し合って確認もしましょうね。