社会人やバイトで働き始めて、ある日突然こんな一言が!
「領収書下さい。」
領収書の書き方がわからないと、
そこで思わずフリーズしてしまいます。
そして、立て続けに。
「宛名は上で。但し書きは、お食事代で。」
ウエってなに!?但し書きってどこに書くの?
わからないよ!!
働き始めてこれから領収書に触れる機会が多くなりますから、
ちゃんと知っておきましょう!
基本的な領収書のルール
まずは、基本的な領収書のルール。
これを知らないと、領収書が書けません!
しっかりと覚えておきましょう。
- 領収書発行した日付を書こう!
日付はもちろん発行する日の日付を書きましょう。
その日の日付をうっかり忘れた場合は、近くにカレンダーがあればそれで確認。
なければ、一緒に働いている仲間やお客さんに素直に聞いてみましょう。
- データ管理するために番号をつける
データ管理のため場合があります。
何かがあった時に、どの領収書なのかわかって便利です。
- 領収書を受け取る社名や個人名を書きましょう
社名の場合は正式名称で!
マエカブやアトカブの株式会社の表記を㈱と略した表記は避けましょう。
個人名は名字が多いです。
あとは、空欄やフルネーム、上等。
名前の漢字など説明してくれますが、
漢字が弱い方は適当な紙に名前を書いてもらいましょう。
- 金額は気を付けて!
金額は、3つの書き方があります。
これらは、あとから金額の改ざんができないようにするためなので忘れずに。
また、3桁ごとに「,」をつけましょう。
<例>
¥10,000※
金10,000也
¥10,000ー
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- 何に対する支払いか但し書きに書こう
どんな支払いなのか、わかるようにするために必要です。
なので、なるべく具体的に内容を書きましょう。
「お品代として」も一般的に使いますが、
認められない場合もあるのでやはり具体的に書くことをおすすめします。
<例>
食事したなら「お食事代として」
文具類を買ったなら「文具代として」
お祝いの花なら「お花代として」
仕事で着る服なら「衣装代として」
複数の商品を買った場合は、
「代表する品物+等」で但し書きを書きます。
お客さんが本と文具を買ったなら
「但し書きは書籍代等でよろしいですか?」
と確認しながら書きましょう。
- 収入印紙は5万円以上から!
領収書には収入印紙という印紙を貼る場合があります。
なぜ貼るかというと、「印紙税」という税金を払うためです!
収入印紙は平成26年4月1日以降。
金額が5万円以上の場合は収入印紙が必要になりました。
5万円未満のもは非課税なので、収入印紙がいりません。
収入印紙を張らなかった場合は、
印紙の額面の3倍の金額を、過怠税として支払わなくてはいけない場合があるんですよ!
なので、金額が5万円以上の場合は絶対に印紙を貼りましょう。
ちなみに収入印紙の税金は、金額によって変わります。
5万円未満の場合、非課税
5万円以上、100万円以下の場合、200円
100万円以上、200万円以下の場合、400円
200万円以上、300万円以下の場合、600円
300万円以上、500万円以下の場合、1,000円
最大10億円以上までありますが、
5万円以上100万円以下の場合200円と覚えておけば一般的には大丈夫でしょう。
また、収入印紙の再利用を防ぐため、「割り印」という印を押します。
こちらも忘れずに押しましょう。
- 領収書を発行する住所と氏名
領収書を発行するお店、会社等の住所と氏名を書いて、認め印を押せばOK!
社名と住所が一緒に書かれたゴム印を作っておくと色々と使えて便利ですよ。
- 最後に記入ミスがないか、絶対に確認して渡しましょう。
特に収入印紙は、貼り忘れていないか。
割り印は押してあるか。
忘れると本当に大変なことになるので確認しましょう。
領収書の但し書きや収入印紙、金額について知れたでしょうか?
これらを覚えておけば、機械で出る領収書でも手描きの領収書でも大丈夫です!