唐揚げ、てんぷら、コロッケ、エビフライ!
日本食にも欠かせない揚げ物料理。
揚げ物料理はよく食卓のメイン料理として出てきます。
揚げ物料理が好き!
そんな方もいますよね。
でも、揚げ物料理をすると必ずでてくるものがあります。
それが、揚げ物油の残りです!
揚げ物は大量に油を使うので、どうしても油が余ってしまいます。
そこで、油を再利用している方もいると思いますが、
再利用にも方法が色々あるんです。
そこで、そんな揚げ物油の再利用に役立つ再利用の仕方や保存方法、
処理の仕方を説明しますよ!
油は何回ぐらいまで再利用できる?再利用のコツ!
揚げ物油は再利用可能で、よく再利用する方も多いですが使うにも使用できる回数があります。
なぜなら、油は酸化と劣化をしていくからです。
その理由は、油の加熱、揚げ物からの水分などの不純物が混ざるから。
なので、揚げ物油の再利用できる回数は目安としては3~4回。
保存期間は2週間~1カ月です。
これはあくまでも目安です。
- 鍋の色や揚げ物が見えないくらい油の色が濃い。
- 中まで火が通ってないのに焦げ色がつく。
- 揚げ物が入ってないのに煙が出る
- 油に粘りがある。トロッとしている。
- 揚げ物の風味が悪い
油がこんな状態になったら、今すぐ使うのをやめて新しいのに取り換えましょう。
でも、揚げ物油が大量にあるからまだ、長持ちさせて使いたい。
そんな方もいるでしょう。
揚げ物長持ちさせるコツは2つ。
- 揚げ物の時に揚げ物油に新しい油を足しながら使う。
- 梅干しを入れて揚げる。
特に梅干しは、油がサラサラになるので良いですよ。
やり方を紹介しますね。
梅干しで油をサラサラにする方法
- 揚げ物の最後に梅干しを1~2個入れる。
- 梅干しがキツネ色になるまで揚げる。
梅干しはスーパーで、何個か入って100円程度から売ってますので、
ちょっとトロッとしてきた?と思ったらやってみてください。
揚げ物油を正しく保存しよう!
揚げ物油を長持ちさせるには保存方法も大事です。
正しく保存して、揚げ物油の酸化と劣化を防ぎましょう。
- 放置しないで!
よくやりがちなのは、調理後は鍋にそのままにすることです。
油を冷ましてから入れるのは良いですが、そのまま忘れて放置なんてよくある話です。
鍋の揚げ物油をのままにしておくと、空気や光の影響で酸化が進みます。
早めに保存容器に入れましょう。
- 使い終った揚げ物油はこす!
揚げ物油は熱いうちに油こしでろ過しましょう。
油こし紙は細かいカスもたくさん取れるのでおすすめです。
そしたらその後に冷まして、保存容器に入れましょう。
- 密封しよう!
保存容器は密封できるものを使いましょう。
それで、日光のあたる場所には置かずに、暗くて涼しい場所。
冷暗所に保存しましょう。
極力、揚げ物油は早めに使いきるようにしましょう。
それでも余った!揚げ物油の処理方法
何回か使ったけれど、それでも使いきれないときがありますよね。
そうなったら最終手段。
揚げ物油の処分です。
めんどくさいから、流しに捨てちゃえ!
それ絶対ダメです!!!
今すぐにやめましょう。
その流した油で水質の悪化したり、
家の排水管が詰まったりする原因になるんですよ。
それと、早いうちから燃えるごみと一緒に捨てるのも実は危ないんです。
気温の日。特に夏ですね。
油のしみた紙や布を放置しておくと、なんと自然発火する場合があるんです。
結構やりがちですが、寝ている間に火事になってたなんて嫌ですからね。
そこで、正しい揚げ物油の処理方法を3つほど紹介します。
- 紙パック
- 紙パックに新聞紙や紙タオルなどを詰める
- 冷ました揚げ物油をしみ込ませる
- 自然発火を防ぐために、水をしみ込ませる
- 紙パックの口の部分を、粘着テープ等でとめる
- 燃えるゴミと一緒に捨てる
- ポリ袋
- 袋に穴があいていないか確認する
- 袋を二重にする
- ポリ袋に新聞紙等入れる
- 冷ました揚げ物油をしみ込ませる。
- 自然発火を防ぐために、水をしみ込ませる
- 口の部分を縛って燃えるゴミと一緒に捨てる
- 油凝固剤を利用
市販されている油凝固剤を購入して、揚げ物油を固めて燃えるごみに捨てましょう。
美味しい揚げ物料理を食べた後は、ちゃんと保管して、正しい方法で処分しましょう!