結婚式に行ったとき、
新郎新婦が小槌で叩いて開く鏡開きの演出をする方がいますよね。
目の前でフタをパカーンとする鏡開きはとても印象に残る演出です。
普段あまり見ることはありませんからね。
そしてその結婚式の帰りに枡を持って帰ることがあります。
枡を家に持ち帰ったはいいものの、
枡って飲む以外に何に使えばいいのかわかりませんよね。
思わず悩んでしまいます。
それで結局使い道がなくって、捨ててしまう方も多いはず。
でも、せっかくなら使いたい!
そこで今回は、鏡開きの意味と升の使い道について紹介します。
鏡開きをやるのにはちゃんとした意味が!
そもそも、結婚式で鏡開きをやる意味って何なんでしょうか?
なんとなく、派手な演出だからしたい!
そんな方もいると思いますが、ちゃんと意味があるんですよ。
酒樽のフタを叩いて開ける鏡開きは、
江戸時代に出陣の際の必勝祈願として行われたものだそうです。
鏡は「円満」。
開くは「末広がり」の意味が込められていて、
蓋を鏡に見立てて、鏡を開いて幸せな未来を開くという儀式なんです!
来賓の皆様には樽から升に注いで乾杯して福をわかちあいます。
このように、鏡開きは縁起が良いものなんですね。
来賓の方とも福をわかちあえますし、結婚式にはとてもいい演出でしょう。
また鏡開きは、
お祝いに樽のフタを木づちなどで割って開けるふたを抜く動作から、
「鏡抜き」「鏡割り」など言うみたいですよ。
ですが、「鏡抜き」はすっかりなじみが薄くなり、
「鏡割り」の割るは忌みことば。
なので、おめでたい席を中心に「鏡開き」と言うことが多くなったみたいです。
本来「鏡開き」はお正月の鏡餅を食べる行事なんですが、
時代の流れと言うやつですね。
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升ってこんなに使い方があった!!
一見使い道がなさそうな升ですが、
工夫次第で色々な使い方がありますよ!
気に入ったのがあればぜひやってみてください。
〇小物入れ
無難な使い方としては、小物入れでしょうか。
腕時計を入れたり、布を入れてピアスやイヤリングを入れたり。
胡椒等の細かい調味料を入れてさりげなくキッチンに置くとか。
また、枡を縦に置いて小物を入れるのもオシャレですよ。
〇計量カップ
お米を測るときの計量カップとして使います。
ただし、枡の大きさが色々とあるので枡の重さや、
入るお米の量を把握して使いましょう。
〇植木鉢、花瓶
観賞用の植物の植木鉢や花瓶としても使うことができます。
これで一気に雰囲気が和風になります。
お正月などのインテリアに良いですね。
〇食事のお皿として
枡を活かして小さいちらしずしやおかずを入れて、
お皿として活用もできます。
おつまみが枡に入って出てきたらちょっと気分がよくなりますよね!
〇スピーカー
ちょっと驚きの使い方ですが、枡はスピーカーの代わりにもなります。
音楽を流したスマホを枡に入れるだけ。
すると、少しだけ音が大きく聞こえるので充電の消耗を防ぐことができます。
枡の個数が多いほどできることも増えていくので、あとはあなたの工夫次第!
せっかくもらったんですから、方法を考えてあなたなりに使ってみましょう。