7月29日から「シン・ゴジラ」の公開がスタートしました!
本家・東宝が12年ぶりに制作したこの「シン・ゴジラ」は、
「エヴァンゲリオン」シリーズの庵野秀明さんが脚本・総監督。
「進撃の巨人」の樋口真嗣氏が監督・特技監督を担当しています。
内閣官房副長官役を長谷川博己さん。
内閣総理大臣補佐官役を竹野内豊さん。
アメリカの大統領特使役を石原さとみ。
そしてなんといってもキャストの総数が328人とすごい数でも話題です。
しかし、初日舞台挨拶でシン・ゴジラのゴジラを演じた329人目のキャストが発表されました!
ゴジラ映画ですから、CGですがゴジラを演じるということは主役ということ!?
いったいその役を射止めたのは誰なのでしょう!
その人物とは、狂言師の野村萬斎(のむら まんさい)さんです!!
今回のゴジラはCGで、モーションキャプチャ技術を使用したものとなっていて、
ゴジラの動きを演じたのが野村萬斎さんなんだそうです。
野村萬斎さんがわからない方もいると思いますので、
野村萬斎さんがどんな方か。
どんな風にゴジラの撮影をしたかを紹介します!
野村萬斎さんってどんな人?ゴジラの動きの撮影って?
野村萬斎さん。
1966年4月5日生まれのB型、東京都出身。
東京藝術大学音楽学部邦楽科能楽専攻を卒業。
3歳で狂言初舞台を踏み、
「芸術祭優秀賞受賞」「朝日舞台芸術賞」などを受賞されている狂言師です。
また、NHKのTVドラマ「花の乱」細川勝元役、「蒼天の夢」高杉晋作 役、
映画「陰陽師」安倍晴明役、「のぼうの城」 成田長親役などでも出演。
2017年には「花戦さ」にも出演するなど、
幅広く活動しています。
そして今回の「シン・ゴジラ」では野村萬斎さんが、
ゴジラの動きをモーションキャプチャでしています。
この様子は、ゴジラの公式Twitterで現場の様子がツイートされています。
祝!!「シン・ゴジラ」公開!!
先ほど初日舞台挨拶で発表がありました、ゴジラ役は野村萬斎さんに演じて頂きました!
人の動きをモーションキャプチャーでフルCGゴジラに反映しているのです!#ゴジラ #シンゴジラ pic.twitter.com/wrH7Af1J0S— ゴジラ (@godzilla_jp) 2016年7月29日
一面緑色の中で、ゴジラのマスクと尻尾をつけて、ゴジラになり演じる萬斎さん。
CGではいったいどうなるのでしょうか?
楽しみですね!
そして、気になるのが、
何故に野村萬斎さんがゴジラに選ばれたのかですよね?
なぜ、野村萬斎さんがゴジラに?
実は、ゴジラをフルCGにすると決めた時点でシン・ゴジラの樋口監督が、
萬斎さんの起用を考えていたということ!
その理由は、「のぼうの城」で樋口監督と野村萬斎さんが関わり、
その後も狂言を観に行き、野村萬斎さんが狂言の演目で、
妖怪だったりこの世ならざるものを演じたものがあたそうです。
それで、野村萬斎さんならいけると思ったそうですよ!
映画シン・ゴジラにどのように野村萬斎さんの動きが入っているのか、
興味のある方は劇場で確認してみてください!