なんだか、夏から秋に変わってから、鼻水や鼻づまりよくするな。
風でも引いたかな?
でも、それって花粉症が原因かもしれませんよ。
花粉症というと春のイメージが強いですが、
実は秋になると、春とは違う花粉が飛ぶんですよ。
その秋の花粉は、いつから飛ぶんでしょうか。
どんな種類の花粉が原因で、花粉症になってるんでしょうか?
今回は、そんな秋花粉の時期、原因や対策と、風邪との見分け方も紹介します!
秋の花粉はいつから?原因になる3種類の植物
結論から言うと、秋の花粉症の時期は8月から10月まで!
ですが、もちろん原因となる植物によってピークの時期が違います。
その秋の花粉の植物は3種類。
【ブタクサ】時期8月~10月
ブタクサは道端や河川敷など全国的に生息しているク科の植物です。
花粉のピークは10月頃。
ブタクサによる花粉症は、日本でスギ、ヒノキに次ぐ3番目に花粉症患者が多い花粉症なんだそうです。
まず、秋の花粉症になったらブタクサ花粉症の可能性が高いわけですね。
ブタクサ花粉症で注意したいのは、食物アレルギー!
実は、ウリ科の食べ物はブタクサ花粉と似ていて、
メロン・スイカ・きゅうりなどを食べてアレルギーを発症するかもしれないんです!
ウリ科の食べ物を食べたときにる口・唇・喉のかゆみがあったら、
病院で検査してもらうと良いでしょう。
【ヨモギ】8月下旬~10月上旬
ヨモギは、ブタクサについで秋の花粉症が多いです。
こちらも全国に多く生息しているク科の植物。花粉のピークは9月。
ヨモギの大福や天ぷらなどの食用等としても親しまれてもいます。
ですが、こちらも食物アレルギーとの関連性が!
注意するのはニンジンとセロリ。
ただ、生で食べた時に出ることが多いみたいなので、加熱調理してから食べましょう。
【カナムグラ】8月~10月
カナムグラも秋の花粉症の代表的なアサ科の植物です。
花粉のピークは9月です。
カナムグラは生殖力の非常に強い植物で、
ツル植物なので木や電柱等に絡みついていたりします。
これらの3種類の植物が秋の花粉症の原因なんです!
では、対処法はどうすればいいのでしょうか?
秋花粉症の対処法!
〇花粉対策用の服装にする
マスク、メガネの着用はもちろん、花粉のつきにくい服の素材にするなどの対策を!
〇衣服の花粉を落とす
外出した時についた花粉を吸ってしまうことがあるので、
コロコロで服についた花粉を落としましょう。
〇できるだけ窓を閉める
外の花粉が部屋の中に入ってきてしまうので、
できるだけ部屋の窓を閉めておきましょう。
〇うがい手洗いは忘れずに
手や喉についている花粉を、よく洗い流しましょう。
〇免疫力を高める
バランスの良い食事をとったり、ストレスを発散させたり、睡眠をとって体調を整えましょう。
それと、乳酸菌は花粉症に有効なので、ヨーグルトや味噌汁などを食べるのも良いでしょう。
〇部屋掃除
花粉だけでなく、ハウスダストやダニの死骸もアレルギーの原因になりますから、掃除しましょう。
風邪と花粉症を見極めるには?
突然花粉症になると、風邪との違いがわかりませんよね。
そこで、簡単な見分け方を紹介します。
【風邪の場合】
まず、風邪の場合は鼻水に粘りがでます。そして、場合によっては熱が出ますよね。
そして、のどの痛みや食欲がなくなりますが、風邪ですので酷くなければ1週間程度で治りますよ。
【花粉症の場合】
花粉症は水っぽい鼻水がでるようになったり、微熱程度の発熱、目のかゆみが出たりします。
症状は花粉が飛んでる期間続くので長いです。
別の原因で、花粉症に似た症状も出ることがあるので、
とりあえず花粉症かなと思ったら、病院に行ってみましょうね。