取引先や部下、お仕事関係の方からお歳暮を頂くことってありますよね。
やはりお歳暮を頂くのはうれしいものです。
でも、初めてお歳暮を受け取るとちょっと惑いますよね。
お歳暮貰ったけどどうするの!?
実は、お歳暮を頂いた場合、
必ずお返しをしなければならないというわけではありません。
ただ当然やらなければいけないこともあるわけです。
それは、お歳暮を頂いたお礼として、
「お礼状」を書かなければいけないんです!
とても親しい場合に、電話やメールで済ませる方もいらっしゃるようですが、
お仕事関係でそこまで親しい方がいる方は少ないのではないでしょうか。
今回は、初心者でもわかるビジネスで使えるお歳暮の書き方と、
押さえておきたいポイントを紹介します!
ビジネスで押さえておきたいお歳暮のお礼状のポイント
ビジネスで使いますから、礼儀やマナーはしっかりしたいものですよね。
間違って、相手と関係が悪くなるのは嫌ですしね。
そのためには、ビジネスで押さえておきたいポイントを押さえておきましょう!
〇お礼状はいつまでに出すの?はがき?それとも便箋?
お歳暮を頂いてから、お礼状はできるだけ早く出しましょう。
できれば、2~3日以内が望ましいです。
遅くても1週間以内には出しましょう。
それから、ハガキで出すか便箋で出すか迷うと思います。
お礼状の正式な書き方は、便箋に縦書きです!
横書きや、ハガキでも基本的には問題はありませんが、
何事も基本を押さえておけば失敗することはありませんので、
心配な方は便箋に縦書きで書くことをおススメします。
〇おさえておきたい文章の構成!
では、お礼状の文章を書くために、文章の構成を紹介していきます。
1.頭語
文の最初に頭語葉を置きます。
頭語は、「拝啓」や「謹啓」等ですので、ビジネスでいろいろとよく使いますよね、。
一般的な社外文章やビジネス文章の場合は、「拝啓」「啓上」。
目上の人等あらたまる場合は、「謹啓」「謹呈」「恭敬」。
2.時候の挨拶
次に時候の挨拶です。
12月の定番の時候の挨拶はこんな感じ。
師走(しわす)の候…陰暦の12月。
極月(こくげつ)の候…12月の異名。
歳末(さいまつ)の候…年末の時期、年の暮れの意味。
そして、そのあとには
「貴社ますますご清栄のこととお喜び申し上げます。」
「貴社におかれましては、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。」
と添えます。
3.お礼の言葉
お歳暮を頂いたからには、もちろんお礼も言いますよ。
そのためのお礼状ですからね。
「この度は、結構なお歳暮を頂戴いただきまして、誠にありがとうございました。」
「毎年、結構なお品をお送り頂き、厚く御礼申し上げます。」
4.先方の健康を気遣う言葉
しっかりと相手の健康も気遣います。
「皆様と貴社の益々のご健勝を心からお祈りいたします。」
「年末ご多忙のおりではございますが、
貴社の皆様にはくれぐれもご自愛をお祈り申し上げます。」
5.結語
そして頭語を使ったので、最後に結語を使います。
「拝啓」「啓上」なら「敬具」「敬白」。
「謹啓」「謹呈」なら「謹言」「謹白」です。
ポイントをしっかり押さえていただけましたか?
では、あとは実践ですね!
ここからはお礼状の例文を紹介しますよ!
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ビジネス用お歳暮のお礼の文例!
では、失礼が無いようにしっかりとお仕事ビジネス用のお礼状を書きましょう!
これが書ければ後は投函するだけです。
〇ビジネス用お歳暮文例1
拝啓 師走の候、貴社ますますご清祥のこととお喜び申し上げます。
この度はお心尽くしの品をお送り頂き、厚く御礼申し上げます。
お心づかいをいただき恐縮に存じます。
年末ご多忙のおりではございますが、皆様くれぐれもご自愛のほどお祈り申し上げます。
まずは略式ながら書中をもちましてお礼を申し上げます。
敬具
平成○○年○月○日
○○株式会社
名前
〇ビジネス用お歳暮文例2
拝啓 歳末の候、ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。
この度は、結構なお歳暮の品を賜り、誠にありがとうございます。
ご芳志のほどありがたく厚くお礼申し上げます。
時節柄、ご自愛ご健勝のほどお祈り申し上げます。
まずは取り敢えず書中御礼申し上げます。
敬具
平成○○年○月○日
○○株式会社
名前
これで、仕事やビジネス関係の方からお歳暮が来ても、
ちゃんとお歳暮のお礼状が書けますね!
お礼状を送らないと、お歳暮が届いたか相手の方も心配してしまいますよ。
なのでお歳暮が届いたら、できるだけ早くお礼状を書いてい知らせてあげましょう!