4月頃からスーパーにも並び始め春から初夏にかけて旬を迎えるたけのこ!
たけのこは煮物にご飯にいろいろと想像するだけでお腹が空いてきそうです。
水煮なら1年中食べれますが、旬の新鮮なたけのこはもう格別!
ですが、新鮮なたけのこを食べるにはあることをしなければなりません。
それはアク抜きです!
たけのこは時間がたつにつれえぐみが出てくるので、早くやりたいものですが、
アク抜きって時間がかかるんですよね。
簡単な方法はないんでしょうか?
また、あまり長持ちしないたけのこですが冷凍保存できるのでしょうか?
なので、今回はたけのこを簡単にアク抜きする方法と、冷凍解凍方法について紹介しますよ!
大根おろしを使った簡単アク抜き方法!
たけのこのアク抜きの定番と言えば米ぬかと鷹の爪でアクを抜く方法。
しっかりとアクは取れるのですが、
煮込んだりするので6~7時間かかってしまうんですよね。
これはなかなか時間があるときにしかできないと思います。
それが理由でなかなか皮付きのたけのこに手が伸びない方は多いです。
ですが、大根を使えばわずが1時間という短い時間でアク抜きができてしまいます!
〇大根でアク抜きができる理由は?
たけのこのえぐみの正体は「シュウ酸」と、
「ホモゲンチジン酸」と呼ばれる酸性の成分なんです。
どちらも水に溶けやすい成分で、アルカリ性のお湯だとよくアクが抜けます。
そこで登場するのが大根!
大根おろしはアルカリ性なのでえぐみ成分を中和させてくれて、
アク抜きができるというわけなんです。
〇大根おろしでアク抜き方法!
【材料】
- たけのこ 2本
- 大根おろし 200cc
- 水 200cc
- 塩 4g(小さじ1弱)
分量については大根おろしの汁と水、同量でそこに1%の塩を加えます。
大きさ・量によって分量が変わってるので調節してくださいね!
【やり方】
- 大根をおろし、大根おろしの汁を200cc抽出する(よく洗えば皮付きのままでも良い)
- ボウルに水、大根おろしの汁、塩を入れる
- たけのこの先端を切り落とし縦に半分に切って、皮をむき調理しやすい大きさに切る。
小さすぎると水っぽくなってしまいます - 2の大根おろし水に1時間漬けこむ(大きさによりつけ時間が変わる)
たけのこの大きさや量によっては1時間以上つけてもアクが抜けないこともあります。
その場合は、大根おろしの汁を取り替えて漬けなおすことでアクが抜けますよ
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たけのこの保存方法!冷凍するには?
さて、アクが抜けたら後は料理をするか保存するだけです!
その日だけの保存なら冷蔵庫で大根おろし水に漬けたまま1日保存できます。
ですが、それ以上保存したいときもありますよね。
そんな時は冷凍もできちゃうんです!
なので冷蔵や冷凍の保存方法を紹介しますよ!
〇冷蔵保存の方法
たけのこを下ゆでして密閉容器に入れ、たけのこに水がかぶるくらいまで入れて冷蔵室で保存。
水は毎日取り換えてください。
ただ、水を取り替えればある程度持ちますが風味が落ちていくので、5日で消費しましょう。
〇冷凍庫の保存方法2つ
◇色んな調味料を使った方法◇
【材料】
- アク抜きしたたけのこ 300g
- だし汁 1と1/2カップ
- 酒 大さじ1
- 醤油 大さじ1
- みりん 大さじ1
【やり方】
- たけのこを下ゆでして、薄切りにする
- 鍋にだし汁と酒、醤油、みりん、塩を入れて火にかける。
- たけのこを入れて落しぶたして弱火で20分
- そのまま冷めらた、キッチンペーパーなどで水けをきり、
使いやすい量をサランラップに包んで密閉袋に入れ冷凍庫に入れる
◇砂糖を使った方法◇
【材料】
- アク抜きしたたけのこ 300g
- 砂糖 大さじ1
【やり方】
- たけのこを下ゆでして、薄切りにする
- たけのこに砂糖をまぶす
- 密閉袋に入れ、空気を抜きながら密封して冷凍庫へ
解凍は保存している状態や料理の工程にもよりますが、
解凍しないでそのまま調理にも使えます。
煮ものならそのまま入れれば溶けますからね。
他には自然解凍か、電子レンジで半解凍、密閉袋のまま氷水に浸けおくなどの方法がありますよ!
冷凍したものはできるだけ1か月以内に食べることをおススメします。
美味しいたけのこ料理を召し上がってくださいね!