社会人になってある程度時間が持てるようになって、
何か新しく習い事を始めたいと思うようになった方もいるのでは?
変化や新しい出会いを求めて習い事を始める方もいます。
そう考えたならその時が新しい事を始めるチャンスです!
でも、習い事といっても種類は豊富。
せっかくなら日本文化を習い事にしてみませんか?
そこで今回は、和文化伝統文化の習い事について紹介したいと思います。
新しい体験をしたい!
1.茶道
お湯を沸かして、抹茶を点て、振る舞う茶道。
茶に関する作法だけでなく姿勢や立ち居振る舞いも学ぶことができます。
茶道といえば千利休の名前を思い出す方もいると思います。
流派は数多くその数は500以上とも。
有名なのは千利休の孫である千宗旦の子どもたちが作った「三千家」。
表千家・裏千家・武者小路千家の3つです。
最近は正座をせずにテーブルで行う流派もあるそう。
2.華道
華道より「いけばな」と聞いた方がなじみがある方もいるかも。
四季折々の樹枝や草花を挿し、様々な材料を組み合わせて観賞する華道。
礼儀作法を重んじるので、礼儀を学ぶことができます。
華道にも多くの流派があり、内容もそれぞれ異なります。
有名流派は池坊・草月流・小原流。
3.書道
筆と墨とで文字を書く書道。
幼いころにやっていた方も多いのでは?
書道をやるときれいな文字の書き方を学べます。
美文字ブームで注目度も上がり大人向け書道教室も開かれていますよ。
もちろん流派も多く、書風にも違いがあります。
教育系のこれぞ書道の王道な文字と個性的でアートのような芸術系とでは大きく違います。
なので、サイトや先生の作品を見てから決めてもいいでしょう。
4.香道(こうどう)
香道は香木を炊いてその香りを楽しむのもです。
香りを聞く(嗅ぐ)聞香や、どの香りかを聞き当てる組香というものも行います。
作法もあり、組香で集中力も上がりそうです。
こちらも流派さまざま。
二大流派は公家の三條西実隆公を祖とする「御家流」と武家の志野宗信を祖とする「志野流」。
5.三味線
三味線と聞くと吉田兄弟や高橋竹山さん、桐谷健太さんを思い出す方もいるでしょう。
ですが、三味線といっても津軽三味線、太棹三味線、中棹三味線等種類があり音や特徴が異なります。
もちろんそれによって流派もあります。
有名なものが長唄や清元でしょうか。
歌舞伎や日本舞踊の伴奏などに使われているので見たことがある方は想像できるのではないでしょうか。
6.日本舞踊
日本の伝統的な踊りの1つ日本舞踊。
舞台上で上演する事を目的とした踊りです。
姿勢所作などが学べます。
五大流派が花柳流・藤間流・若柳流・西川流・坂東流。
動きはゆったりとしていて優雅ですが、実は内部の筋肉をとても使っています。
なので、スポーツは続かないけど何か運動がしたいと考えている方にはうってつけかも。
7.着付け
着物を着ることを学びたいなら着付け。
着付けといっても、礼服をメインにしている場所と普段着をメインにしているところがあります。
シワ一つなくタオルなどを入れて補正したり、逆に全く補正しないところも。
手ぶらで行ってレッスンできるところもあるので、それは教室によって違うので聞いて下さい。
着れるようになったら冠婚葬祭や普段着として着物が着れるようになりますね!
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作品を家に持ち帰りたい!
8.盆栽・苔玉
シルバー世代の趣味として認知されてきた盆栽ですが、
最近は若い方や外国の方にも人気になりました。
若い方は小さめのものをインテリアとして飾っていたりします。
まだ盆栽は早いかなと思う方は苔玉から始めてみるのもいいかもしれません。
9.つまみ細工
小さな正方形の布を折り畳んで組み合わせ、様々な形を作る伝統工芸です。
和装の髪飾りで見たことがあると思います。
髪飾りだけでなく、ストラップやブローチなどとしても人気です。
10.手毬(てまり)
古くからあるおもちゃで、
多彩な糸を使い糸を掛け合わせて模様を作り出します。
最近では主に装飾品として親しまれています。
小さめの作品なら、アクセサリーなどにして楽しめます。
11.組み紐(くみひも)
組み紐は、絹や綿の糸を編んで作った紐のこと。
映画「君の名は。」でも作品の重要なアイテムとして登場し注目されました。
ミサンガを作ったことがあるかもしれませんが作り方が違います。
帯締めはもちろん、ブレスレット・髪飾りなどを作れます。
12.切子
表面に切り込み細工や彫刻のカット加工が施されたガラス器「切子」。
有名なところは江戸切子、薩摩切子など。
和雑貨屋で見かけたことがある方もいると思います。
食器としてだけでなくインテリアとして飾るのもいいでしょう。
いかがでしたか?
他にも伝統文化・工芸はあります。
気になるものがあれば体験教室などに行ってみてはいかがでしょうか?