日本人にとって印鑑は欠かせないものです。
特に実印は、様々な契約に使う重要な物。
社会人になったら持っておきたい必需品です。
でも、実印って名前は聞いたことあるけど実際どんな物なのかよく知らなかったりしますよね。
また、女性は結婚すると苗字が変わる方が多いので名前のみにした方が良いのかなど、
実印のちょっとした疑問を解決していきましょう!
実印とはいったい何のこと?どんな場面で使うの?
実印とは簡単に言えば、「この印鑑は私のです!」と証明する印鑑のこと。
あなたの名前を彫ってある印鑑。
それを住民登録がある市区町村の役所や役場に、登録すればその印鑑が「実印」となるわけです。
つまり、値段が安い印鑑でも高い印鑑でも登録しなければ、どんな印鑑もただの印鑑なわけです。
「印鑑登録」と聞けば、わかる人もいるのではないでしょうか。
日本人は15歳以上から登録でき、
外国人の方も外国人登録法による登録を受けていれば印鑑登録することができます。
登録する際は以下の条件に当てはまると登録できないので気を付けてください。
- 規格外のもの
- 印影が不鮮明なもの
- 印鑑の文字が欠けているもの
- 外枠が欠けてるもの
- ゴム印等の印鑑で変形しやすいもの
- 名前以外の生年月日等の事項があるもの
- 印影の大きさが8mmから25mmの正方形枠に収まらないもの
- 芸名やペンネーム、ローマ字などの本人の名前として認められないもの
- その他市町村が適切でないと認めない場合
そんな登録した実印ですが、実印は法律上、社会上の権利や義務が生じます。
使う場面も法律上や社会上での重要な場面で実印が必要なんです。
たとえば、家を購入するときの「不動産取引き」。
銀行から融資を受けるときの「銀行融資」。
親の遺産を継ぐときにおこる「遺産相続」。
車を購入する際の「自動車取引き」。
病気や事故が起こる前に入る「生命保険や自動車保険などの各種保険の加入 」。
役場などでの「公正証書の作成」。
金銭のやり取りなどの「貸借証書・契約書」。
「会社設立するとき」や「官公庁での諸手続き」。
などなど、法律上や社会上での重要な場面が多いです。
なので実印の安全性を保つため銀行印、認印、家族共同で使うなどの併用を避けましょう。
女性の実印は名前のみでも平気?女性の印鑑のサイズは?
実印が重要な印鑑であることは分かったと思います。
そして、実印の安全性を高めるのには名字と名前を彫刻する方が良いとされています。
ですが、女性は結婚で名字が変わる事がありますよね。
こんなに多くの契約にかかわる実印を結婚して変えるのはなかなか大変な作業です。
なので、名前だけの印鑑を実印にしようと思う方もいるはず。
でも、名前だけの印鑑が実印に登録できるの?平気なの?
はい!名前だけの印鑑で実印の登録できます!
印鑑やハンコ屋さんで大体の女性が名前だけの印鑑を頼まれます。
やはり理由は結婚して苗字が変わるから。
偽造防止や安全性をより高めたいのならフルネームをおススメしますが、
苗字が変わったら当たらに実印変更の各種手続きをしなければならないのをお忘れなく。
フルネームで頼まれる方は会社経営や跡を継ぐ女性の方等いるそうです。
実印のサイズは認印や銀行印より大きいサイズものを選ぶ事が多いです。
実印の印鑑のサイズは小さいものは13.5mm。大きいものは25.0mmのものまであります。
女性に人気が高いのは、小さめな13.5mmや15.0mmのサイズです。
男性用の実印のサイズで人気なのが16.5mmなので、
夫婦で一緒に印鑑を押す際に控えめな印象をあたえることができます。
長さは60㎜が押しやすいされています。
もちろん、女性の方でも大きいサイズの印鑑を選んでも構いません。
実印は一生に1本と言われていますから、あなたの好きな様に作ってもらってください!