2016年から新しい祝日、山の日ができましたね。
新しい祝日ができたことによって、
喜んでいる方も、落ち込んでいる方もいらっやると思いますが。
なぜ、山の日という祝日ができたのでしょうか?
今まで海の日は祝日としてありましたが、
よく考えると山の日ってなかったですもんね。
ちょっとその辺を調べてみることにしました!
山の日はこうしてできた!山の日の意味
この山の日は、とある団体が頑張り続けてできた祝日だそうで、
その主に頑張った団体が『日本山岳会』という団体さん。
日本山岳会は1905年に設立された日本最古の山岳クラブ。
この日本山岳会は、
山登りや地理など山に関することが好きな方や興味のある方々が集まった団体です。
その、日本山岳会がいくつかの山岳関係の団体と共に2010年「山の日」制定協議会を結成。
そうして、山の日という祝日を作る活動を2010年から行っていたんです。
その思いが実ったのは、2014年ですから4年間頑張っていたみたいですね。
ちなみに山の日は8月11日で、「山に親しむ機会を得て、山の恩恵に感謝する」日なんだそうです。
筆者はどちらかと言うと山ではなく海に近いところに住んでいるので、
たしかに、あまり山に親しむ機会はなかったですね。
でも、きのこは好きなのでその日は山の幸パーティーとかでもいいですね。
山の日の8月11日は、
各地で様々なイベントや関連グッズも出ているので興味がある方は調べてみると良いかも!
また、各自治体の条例で独自に山の日を制定している所もあります。
例えば、
静岡県 2月23日 富士山の日
大阪府 11月第2土曜 おおさか「山の日」
長野県 7月第4日曜日 信州山の日
他の県にも結構ありますよ。
山の日が8月11日になったのはなぜ?
山の日ができた理由はわかりましたが、
でもなぜ8月11日なんですかね?
本当は、最初の山の日の候補は6月上旬だったそうです。
なぜなら、6月上旬は各地の山開きがありますから、
山の日にはもってこいですよね!
「山の日」制定協議会もそれを推していたようなんですが、
6月は反対意見が多かったもよう。
6月は祝日がないためまとまった休みが取りにいですし、
山開きはありますが、すぐ梅雨に入ってしまいますから外出気分にもなりずらいです。
またそうすると、山に感謝し、足を運んで欲しいから定める休日なのに
足を運んでんでもらわないと企業としても困ってしまいます。
確かに、これでは山の日の意味がなくなってしまいそうですよね。
そして、8月はお盆シーズンである8月12日が提案され有力候補となりました。
お盆は大体8月13日~16日頃まであるので8月12日だと連続して休みやすいですからね。
ですが、8月12日は昭和60年群馬県ににジャンボジェット機が墜落した事故があった日。
毎年8月12日には追悼慰霊式などを行っているのです。
この事故の遺族の方々のことなどを色々考慮して8月11日になったんだそうです。
こんないろいろな経緯があって、8月11日になった山の日ですが、
各々楽しむのがやはり1番かと思います。
山で楽しむ方は、装備や体調を万全にして楽しんできてくださいね!