墨汁は、学校の習字の時間でよく使いましたが、
最近は写経ブームもあって、墨汁を使う方が多くなっているのではないでしょうか。
静かに書くのは心が安らぎますよね。
それにあの独特の墨汁の香りも、魅力の1つです。
でも、そこでちょっと心配なのが墨汁がうっかり服や手についてしまった時です。
墨汁は落ちにくいシミの1つ。
１度ついてしまうとなかなか落ちません。
しかし、洗濯機に入れる前にひと手間加えることによって
墨汁を落としてしまう方法があるんです。
今回はその方法を紹介しますよ！
服についた墨汁を落とすのに使うのは2つだけ！！
用意する物は、レンジ換気扇回り用のマジックリンと石鹸の2つだけです。
これで、頑固な墨汁の汚れを落とすことができます！
【服の墨汁の落し方】
- 墨汁のシミにマジックリンを水で2～3倍薄めたものを掛ける。
- 石鹸をつけて揉み洗いする。
- 水道で洗い流す。
- 再び、墨汁のシミにマジックリンを水で2～3倍薄めたものと石鹸をつける。
- 揉み洗いして、水道で洗う。
それをしばらく繰り返しをすることでしつこい墨汁の汚れがほとんど落ちます。
ただ、綿、ポリエステルのような厚手のものは良いのですが、
シルクなどのデリケート素材はどうしても手が付けられません！
やるときは自己責任でお願いします。
また、色物の場合は色落ちする可能性があるので、
目立たない場所があったらそこで1回試してからやってください。
本当は染み抜き専門のクリーニング店に出したいところなんですが、
残念ながら、お店に持って行きクリーニング工場につく頃には墨汁は乾いてしまって、
落とすことがかなり難しくなります。
なので、墨のシミが乾かない内に処置するか、諦めるか、
最初から汚れても良い服を着るのが望ましいですね。
墨汁が手についたのときの落とし方
服だけでなく、墨汁は手にもつきやすいですよね。
乾いていないときに触ってしまたり、
片付けをする時についてしまっているものです。
普通に洗っても、よくみると爪や皮膚の間が真っ黒！
意外と残ってしまうものですよね。
そんな時は、石鹸に歯ブラシをプラスして洗いましょう！
【手の墨汁の落とし方】
- 石けんをよく泡立てる。
- 歯ブラシを使って手をやさしくこする。
それだけやっても、墨汁が残ってしまうことがありますが、
手についてしまった墨汁は時間がたてば落ちるのであわてなくても大丈夫です。
また、頭をシャンプーで洗っているときに手の墨汁が取れることもあります。
髪の毛とシャンプーで、石鹸とブラシの代わりになっているので、
お風呂に入り終わった後に見てみるとキレイに！
このように、手についた墨汁はあまりあわてなくてもいいのですが、
服についたものは、乾いてしまうともう大変！！！
今は、洗って落ちる墨汁も売ってますから、
汚れるのが嫌な方はそれも1つの手ですよ。
昔、洗って落ちる墨汁を愛用していましたが、
本当にちゃんと落ちるので愛用していました。
でも、墨汁がついてしまったら、
なるべく早く墨汁を落としましょうね！
