さつまいもの季節がやってまいりましたね。
さつまいもはそのまま食べられるだけでなく、
ごはんに混ぜ込んだり、天ぷらにしておかずにしたり。
さらには、スイートポテトにしてデザートにもなる便利な食材です。
さつまいもが1つあるだけで、本当に料理の幅が広がるので助かります。
さつまいも堀とかもありますしね。
さて、そんなさつまいもですが保存方法ってどうしてます?
実は、保存方法によっては掘りたてさつまいもが甘くなるんです!
せっかくなら、美味しく食べたいですもんね。
では、今回はさつまいもが甘くなる保存方法や
冷凍、冷蔵庫、常温、切った状態に適した保存方法を紹介します。
とれたてさつまいもをさらに甘くする方法!
芋ほりなどしたときは、新鮮なさつまいもが取れますから、
早く食べたいなとか思いますが、さつまいもの掘りたてはまだ甘くないんです!
他の野菜は、とれたてが美味しんですけどね。
さつまいもはどうやらそうではないらしいんです。
掘りたてのさつまいもは、まださつまいもに含まれているでんぷんが、
糖に分解されていないんです。
どのぐらいたてば、糖に分解されるのかというと、
大体1,2週間ほどおくと糖に分解されて、さつまいもが甘く美味しくなります!
スーパーなどで売っているさつまいもは、
一回保存されて売っている場合が多いのでそのまま使っても美味しく食べられますよ。
さつまいもに適した保存方法とは!!
さつまいもっていろんな状態で売られていますよね。
さつまいもそのままをゴロゴロ積み重ねて陳列してあったり、
ビニールなどに入ってきれいに陳列してあったり。
そのまま、冷蔵庫に入れても大丈夫なのでしょうか?
さまざまな保存方法を紹介します!
〇定番のさつまいも保存方法
さつまいもの定番の保存方法と言えば、
泥のついたまま新聞紙にくるんで、涼しいところで保存する方法です。
ただ、この方法は暑い日には適していません。
さつまいもを保存する最適温度は関東の11月の平均気温12℃~15℃。
関東の10月の平均気温18~20℃になると発芽します。
発芽すると味が落ちてしまうので、気温が高いうちは違う方法で保存した方がいいかも。
〇ビニールに入っているものは、取り出す
さつまいもがスーパー等で売っているときは、
ビニールに入って売っていることが多いと思います。
それでそのまま、暗い所へ保存する方もいると思いますが、
それでは、カビができたり腐りやすくなってしまうんです!
なぜなら、ビニールなどで保存すると密閉されているので、
水滴がついてしまうから。
ビニールから取り出して新聞でくるむか、
ビニールで保存する場合は、袋に穴をあけてさつまいもに呼吸をさせてあげましょう。
〇暑い日は冷蔵庫で保管
さつまいもは寒さに弱い野菜です。
よくさつまいもを冷蔵庫に入れたら、中が黒くなっていたと残念なこともありますよね。
それは、さつまいもが低温障害を起こし、黒く変色してしまったからです。
本来は向いていない保存方法ですが、まだ気温が高いうちは有効な保存方法です。
冷蔵庫の保存はさつまいもを丁寧に1本ずつ新聞紙でくるみ、
それをなるべく冷気にあてないようにジップロック等に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。
冷蔵庫での保存期間・期限は1ヵ月程度です。
〇冷凍庫での保存
さつまいもは寒さに弱いですが、方法を工夫すれば冷蔵でも保存できるんです!
その方法は火を通すこと!
生のままでは冷凍保存できませんが、
火をしっかりと通すことによって冷凍保存が可能になります。
さつまいものおススメの冷凍保存の方法は2つ!
1.使いたい大きさにカット!
さすがにそのまま丸ごと煮たり蒸したりするのは大変ですよね。
時間もかかりますから少し面倒です。
なので、使いたい大きさにカットして火を通すことで、
解凍後の調理が楽になりますよ。
さつまいもは天ぷら屋や煮物にすることが多いでしょうから、
輪切りか乱切りがおすすめですね。
皮はついたままでも、取ってしまっても構いません。
さつまいもを切ったら、水でアク抜きして加熱するだけ!
あとは密閉袋に入れて冷凍してしまいましょう。
2、ペースト状!
さつまいもスープやスイートポテト等のお菓、
離乳食にするならさつまいもをペーストにするのがおすすめ!
アク抜きして火を通してから皮をむいてペースト状に。
ペーストにするのは結構手間なので、先にしまうと楽ですよね。
ただ、冷凍すると細胞が壊れ食感や味が変化することがあります。
最初は、少しの量でやってみたほうがいいですね。
それから、さつまいもをまるまる冷凍することもできますが、
その際はしっかりとアク抜きと加熱をしましょう。
冷凍での保存期間・期限も1ヵ月程度です。
旬のさつまいもですから、しっかりと保存して美味しく食べましょうね!