ボタン電池って腕時計や体温計、万歩計、電子辞書など様々な所で使われていますよね。
使っていると当然起こるのが電池切れです。
でも、ボタン電池は結構ガッチリとはまっているので取り出すのがなかなか大変ですよね。
また捨て方も普通の乾電池とは違う捨て方なんですよね。
回収ボックスがあるんですが知っていますか?
ある程度電池がたまってから捨てる方もいると思いますが、
保管方法や捨て方を間違えていると、思わぬ危険を招くことにもつながります。
なので今回は、ボタン電池の取り出し方や安全な保管方法と捨て方を紹介しますよ!
ボタン電池の取り出し方!
ボタン電池と言っても、そのタイプは斜め横から差し込んで入れるものや、
板バネで抑えているもの様々なタイプがあります。
なので今回紹介する取り出し方と違う可能性があるのでご了承下さい。
取り出し方など説明書に書いてあるものもあるので、
そちらを確認してみてください。
今回、ボタン電池を取り出したのは体温計です!
【ボタン電池の取り出し方】
○用意したもの
- 精密ドライバー
精密ドライバーは運が良ければ100均でも売っているので、
近くの100均に確認してみてください。
○やり方
- プラスの精密ドライバーで体温計のフタを外す
- マイナスの精密ドライバーをボタン電池の隙間に入れて上に押し上げる
これで取り出せました!
取り換え用のボタン電池はあらかじめ種類を確認して買っておくといいでしょう。
外してから買いに行くのもありですね。
また、ネジは小さいのでなくさないようにしましょう。
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ボタン電池の捨て方!回収協力店や保管方法!
ボタン電池ですが基本的に一般的な市町村のゴミとして捨てることができません。
そこでどうするかと言うと、
回収協力店の回収ボックスに入れて捨てることができます。
ですが!!
その前にやることがあるんです。
捨てる前はボタン電池を家で保管しますよね。
よくやりがちなのが空き缶やビニール袋に入れてそのまま。
実はこの方法危険なんだそうです!!
いくつかの電池や金属製品を一緒に保管していると、
電流が流れて発熱や発火を引き起こす可能性があるのだとか!
そうならないために、ボタン電池を捨てる前には絶縁してください!
セロハンテープやビニールテープで平らな面をくるっと包み込んであげることで絶縁できます。
絶縁していないと火事の原因もなるので忘れずにしたいですね。
絶縁対策がしっかりと出来たら、
回収ボックスがある場所に向かいましょう。
回収ボックスは意外と身近な所にあり、
スーパーや電気店、時計、メガネ、カメラ、補聴器店などにあります。
身近な所で回収ボックスがあるかどうかわからない場合は、
『一般社団法人電池工業会』のボタン電池回収サイトに行けば都道府県や市町村で検索できますよ。
筆者はよく買い物ついでに大手のスーパーに捨てに行きますね。
自身で回収ボックスに入れられそうなら入れましょう。
回収ボックスの場所が分からなければ、
サービスカウンターで「ボタン電池の回収ボックスはどこですか?」と尋ねてみてください。
電話で回収ボックスがあるかどうか問い合わせてみるのも一つだと思います。
ただ、基本的に回収ボックスに入るサイズのボタン電池しか回収できません。
また、リチウムコイン電池は回収の対象外です。
ボタン電池をよく見ると書いてあるのですが型式記号のCR、BRが書かれているものがそうです。
リチウムコイン電池や入らない場合は市町村のホームページなど見て確認しましょう。
小さいお子さんがいるところは特に、
子供が誤って飲み込んで大変なことにならないように早めに捨ててしまいましょうね!