立春はよく耳にしますよね。
節分の翌日。寒さが明け春がやってくる初日の日。
旧暦では1年の始まりが立春からと考えられていました。
その時に、お店などで「立春大吉」のお札を見かけたことはありませんか?
立春は聞いたことありますが、「立春大吉」って聞きなれません。
なんだろうこれ?
そんなことを思ったので、調べてみました!
「立春大吉」の意味って?
立春の日に禅寺の門前やお店に張り出されるお札。
「立春大吉」。
旧暦では「立春」がお正月です。
なので、新年が始まるにあたり、
その新しい1年がいい年になるようにと願いをこめてお札を貼ります!。
そして、「立春大吉」。
縦書きだと、左右対称になっているんですよ!
左右対称なので、裏面から見ても「立春大吉」と読めますね。
その、左右対称で裏から読めることがポイント!
厄の象徴である鬼が入ってきても外に逆戻りしてしまう効果があるんです。
なぜなら、鬼が家にに入ってきても「立春大吉」の文字が、
家に入っていない時と変わらないから。
家の中に入っていなかったのかと勘違いして出て行くんです!
鬼が入ってこないので、厄も入ってこない。
つまり、1年間平穏に過ごすことが出来る厄除けとして
この言葉が使われるようになりました。
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いつまで貼るのか。貼り方を学ぶ
禅寺では、門や入り口の左右に貼っているのをみかけますが、
一般家庭ではどこにはればいいんでしょうか?。
一般家庭では玄関や部屋の入口の右側に貼るのが一般的です。
また、家の鬼門や柱、神棚などに貼る方もいるようです。
水を扱う風呂や台所などの場所は置かないように、
目のより高い位置で且つ、外向けに貼りましょう。
貼る時間や期間は諸説あり、
立春の日早朝、立春の日うちならばいつでも等。
この時が絶対というモノはないようなので、立春の日のうちであれば大丈夫です!
ちなみに、「立春大吉」のお札は翌年の立春までずっと貼りつけたままにできますよ。
翌年の立春が来たら新しいお札に取り換えましょう!