茶道は日本の伝統文化の1種。
抹茶のスイーツが好きがきっかけ。
日本の伝統文化を習ってみたい。
作法を身につけたい。
興味を持つ理由は様々で、1回はやってみたい!体験してみたい!習ってみたい!
そう興味がある方も沢山います。
今は茶道、茶会の1日体験は日本のいたるところででき、
旅行ついでや気分転換などに行く方もいますよね。
また、これから体験しようと思っている方もいるのでは?
興味に茶道を持って習ってみたい!
そう思うまではいいんですよね。
調べてみると、茶道には色々と流派があるみたい。
ん~よくわからない!やっぱりやめようかな~。
さっそく心が折れそう・・・。
でも、せっかく茶道に興味があるなら流派について知ってみませんか?
知ってると知らないじゃ、体験するときに見る目も少し違ってきますよ!
それでは今回はそんな茶道の流派について簡単に説明します!
メジャーな流派は三千家(さんせんけ)
三千家っていきなり言われてもわかりませんよね。
三千家とは
- 表千家(おもてせんけ)
- 裏千家(うらせんけ)
- 武者小路千家(むしゃのこうじせんけ)
この3つの流派のことなんです。
実は茶道の流派は数多くあり、その数は500程度あるといわれているんですよ!
多いですよね。
では、なぜこの三千家の表千家、裏千家、武者小路千家がメジャーなのか。
それは、千利休の孫の千宗旦(せんのそうたん)。
その千宗旦の子どもたちが作った流派だからです。
次男が一翁宗守(いちおうそうしゅ)が「武者小路千家」。
三男が江岑宗左(こうしんそうさ)が「表千家」。
四男が仙叟宗室(せんそうそうしつ)が「裏千家」を作りました。
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3つの流派の違いは?
三千家は、それぞれ何が違うのか。
それは、各流派ごとに道具や作法に様々な違いがあるんです!
なので、高校で裏千家を習っていたけれど、
大学に行ったら武者小路千家で最初ちょっと混乱した。
なんてこともあったりします。
例えば!
道具を清める袱紗(ふくさ)。
表千家、武者小路千家では男性は無地の紫。女性は無地の朱色。
しかし、裏千家では男性は無地の紫。女性は無地の赤色。
お辞儀の作法にも違いが!
表千家は両手を八の字についてお辞儀します。
裏千家は真、行、草の3つのお辞儀を使い分けます。
武者小路千家は左手を前になるよ、膝前で軽く合わせ、指先を畳に軽くつける
なんと抹茶(薄茶)にもそれぞれの立て方があります。
表千家、武者小路千家はあまり泡立てません。
裏千家は、よく泡立てます。
他にもいろいろ違いがありますが、あげるとキリがなくなるのでこの辺で。
どの流派がおススメなの?流派の決め方!
さて、ここまで様々な流派の違いがありました。
その中で初心者はおススメの流派が気になるはず!
ですが、残念ながらどの流派がおススメと断言できません!!
三千家だけでなく、他の流派にもその流派特有の魅力があるので断言ができないんです。
茶道の経験者のおススメは大体自分がやっている流派をおススメされます。
また、複数の流派をやったことのある方はお茶の立て方が好みの方をおススメしてたり。
色々です。
でも、色々です。と言われても困ると思うので、決め方のコツを教えますね。
それは、決め手を作ることです。
- 流派
- 月謝
- 自宅からの距離
- 時間
- 曜日
- 先生
大体この中から、優先順位を決めるのが良いでしょう。
遠くてもこの先生から習いたい。
近ければいい。曜日があえば等。
長く茶道を続けたいと思う気持ちがあればなおさら、
何を重視して決めるかちゃんと決めた方が良いでしょう。
体験レッスンがあるなら1度行ってみるの参考になりますよ。
あなたのペースで茶道を楽しみましょう!!