大和言葉。
日本で生まれて大切に育まれてきた日本固有の言葉です。
例えばこんな身近な言葉も。
「山(やま)」「川(かわ)」「夢(ゆめ)」。
全て大和言葉です。
言葉が優しく聞こえて風流ですよね。
品が良く聞こえるので、
できれば日常的なの会話の中やビジネスシーンで使ってみたいものです。
しかし、いきなり取り入れようとしてもなかなか難しいもの。
そもそも、どの言葉が大和言葉なんだろう。
相手に伝わらなければ、何を言っているんだろうと思われてしまいますし。
困りましたね。
そこで、大和言葉を例文とともに紹介したいと思います!
日常的に使ってみたい!大和言葉のちょっとした一覧
どれかひとつでも、生活の中に取り入れると言葉がきれいに聞こえます。
ぜひ気に入ったものがあったら使ってみてください!
【心待ちにする】
待ち望んで、期待して待っているという言葉です。
「お会いできる日を心待ちしております。」
「お返事を心待ちしております。」
このような相手に会える日を楽しみにしていたり、
返事を待ち望んでいたら使ってみてください。
【思いのほか】
自分が思っていた結果よりも良い場合にも悪い場合使える言葉です。
「今日は、思いのほか寒いですね。」
「昨日の番組は思いのほか面白かったですね。」
思いのほか色々と使えそうですね。
【お手すきのときに】
相手の手の空いている時間や余裕のある時にでもという、
相手を配慮した言葉です。
「お手すきの際にご覧ください。」
「お手すきの際にご連絡いただければと存じます。」
余裕があるときの言葉なので、急ぎの時は使わないようにしましょう。
【このうえなく】
この上がないほど最高に、最上にという言葉。
「この料理この上なく美味しいです。」
「今回の仕事はこの上ない達成感がありました。」
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【雲足が速い】
風の強く雲が空を早く流れることです。
天気が悪くなる時、雲の流れが速くなったりしますよね。
「今日は雲足が速いので気をつけてお帰り下さい。」
【荷が勝つ】
負担が重過ぎることです。
荷が重すぎるはよく使いますよね。
「経験の浅い私には、荷が勝ちます。」
【余すことなく】
残らないように、残りがないようにということ。
「余さず」と言うこともあります。
「これまでの練習の成果を余すことなく発揮します。」
「余さずいただきます。」
【心配り】
気遣いや配慮、心配することです。
相手に気遣ってもらった時に使ってみては?
「お心配りありがとうございます。」
「行き届いたお心配りに感謝いたします。」
【お力添え】
目上の人に助けをお願いしたり、援助や協力のお礼を伝える言葉です。
「○○の件へのお力添えをいただけませんか?」
「○○様のお力添えで、○○を実現することができました。」
上司や会社以外の人などに使いたい言葉ですね。
いかがでしたか?
明日にでもすぐにできる、大和言葉だったと思います。
耳にしたことがあっても使ったことがない人は多いでしょう。
これを機会に1つでも気に入ったものがあれば使ってみてください!