日本の国旗こと「日の丸」!
学校、議会、裁判所の公的機関や
国際的な会議やオリンピックなどの公的行事やで掲揚される国家を象徴する旗です。
でも、よく考えてみるとあまりこの国旗のことについて知らないんですよね。
日本人なんですけど、知らないんですよね。
国際化社会ですから、いつか国旗についての話をするかもしれません。
せっかくですから簡単に、国旗について知っておきましょう!
日本の国旗の意味や由来!色なんでそうなったの?
日本の国旗は日の丸ですが、正式には「日章旗(にっしょうき)」。
太陽をモチーフにしたデザインとなっています。
なぜなら、ずっと昔日本人は農耕民族だったからなんです。
稲作などを育てるのにはどうしても太陽の存在は欠かせません。
なので、太陽はかけがえのない存在で、太陽をあがめる習慣があったんですよ。
たとえば、日本の皇祖神、天照大御神(アマテラスオオミカミ)も太陽の神様ですよね。
そして、今は白地に赤の国旗ですが、ずっと昔は白地に赤ではなかったようで、
太陽は黄または金色、月は白または銀色で表していました。
つまり、白地に赤はありえなかったんです。
このデザインになった明確な理由は現在も不明のまま。
ですが、有名な説が2つほどあります。
〇源平合戦説
平氏は「赤地金丸」を旗を掲げて、
源氏は「白地赤丸」を旗を掲げて源平合戦が行われました。
そのときに、源氏の勝利したことで、
「白地赤丸」の日の丸が天下統一の象徴として受け継がれた説。
〇紅白がめでたい説
日本では古くから「紅白」がめでたい配色とされてきました。
なので、それで日輪を表現した説。
どちらの説もありそうですよね。
現兵合戦にも関わりがあるとは思いませんでしたが。
これを知ると、国旗も違う角度で見られて楽しいですね!
他には、ハレとケ説なんてのもありますよ。
日本の国旗にはそんなこともあったの!?
日本の国旗にはいろいろ驚く話があるので、
友達などにも教えて驚かせましょう!
〇平成になるまで日の丸は正式な国旗ではなかった!
源平合戦以降、白地に赤丸が定着していった日の丸の国旗ですが、
実は正式に日本の国旗になったのは平成になってからなんです!
1999年(平成11年)に「国旗及び国歌に関する法律」が公布されてから、
このデザインが日本の国旗と定められたんです。
それまでは明確に法律で定められていなかったんですよ。
〇日の丸は「赤」ではなく「紅色」で、比率が決まっている。
「国旗及び国歌に関する法律」が公布されてから、
デザインに関しても明確に定められました。
旗の縦横比は2:3、日の丸の直径は縦の3/5で中心は旗の中心。
色地は「白色」日章は「紅色」となりました。
日の丸は「赤」ではなく「紅色」なんです。
ちなみに、白は「神聖」と「純潔」で、赤は「博愛」と「活力」を意味するんだとか。
いかがでしたか?
日本の国旗はとても身近なものですが、
身近だからこそ今まで知らなかったことあったと思います。
知らない人がぜひ教えてあげてください。
そして、これからも大切にしていきましょう!