秋の味覚さんま。
さんまのの代表的な料理といったら塩焼きに大根おろし。
そこに、カボスを絞るのもいいですよね。
塩焼きですから、基本は水で洗って鱗を取って塩を振りかけてこんがり焼くだけ!
簡単ですよね!
あれっ?でも内臓はどうするんだっけ?
取る?そのまま食べれる?
そもそもさんまの内臓って食べれるの?
なんか寄生虫赤かったり黒かったりするのが飛び出てるんだけど大丈夫なの?
今回は、さんまの内臓や寄生虫についての情報を紹介します。
さんまの塩焼きの内臓ってそのまま食べるの?
結論から言うとさんまの内臓は食べられます!
だから、面倒な内臓を取る作業をしなくても、食べることができます。
ただし、新鮮なさんまだけです。
新鮮ではないさんまは、内臓から傷んでしまうんです。
なので、内臓も食べたい方は新鮮なさんまを選んで食べてください。
ちなみに、さんまの旬の時期は9月~10月。
そして、その時期でも新鮮なものを手に入れるには以下のポイントを押さえましょう!
【新鮮な魚のポイント】
- からだが真っすぐ
- 黒目の周りに濁りがない
- 口先と尾が黄色い
- 胴が厚いど脂がのっている
このような新鮮なさんまなら、内臓をとらずに食べられますよ!
でも、普通は魚の内臓は取り除きますよね。
しかし、さんまには内臓を食べられる秘密があるんです!!
それはさんまの体の構造。
さんまには胃がありません!
そのため、消化管は1本の管になっています。
なので、食べ物はさんま体内に入ってから30分程度で消化できてしまうのです。
排泄物も次々に外に出る仕組みになっています。
さんまの内臓はちょと苦みがあるので、
好き嫌いがありますが、食べたことのない方はぜひ1度旬の時期にチャレンジしてみましょう!
寄生虫!?赤いものや黒いもの白いのが飛び出てる!
たまに、買ってきたさんまに赤いものや黒いもの白いものが飛び出てませんか?
さんまの内臓には寄生がいることがあります。
そして、時々飛び出ています。
さんまの体に穴が開いていたりします。
まず、赤い寄生虫から。
赤い寄生虫の名前は「ラジノリンクス」と言います。
主にさんまの内臓等に生息しています。
長さは2~3cm。
赤く紐みたいになっているのがでていたら、この寄生虫でしょう。
しかし、人間に寄生することはありません。
食べても影響はありません。
次に黒い寄生虫。
こちらは、「サンマヒジキムシ」という寄生虫です。
ヒジキという名のごとく黒いです。
体長は7cm~10cm。
こちらも食べても問題はありません。
最後に白い寄生虫。
白い糸状の「アニサキス」。
体長は2~3cmほど。
このアニサキスしっかりと加熱すれば大丈夫なのですが、
例えばさんまの刺身などで気付かずに食べてしまうと、食中毒を起こすことがあります。
激しい腹痛や吐き気に襲われるそうです。
対処法は3つ。
- 新鮮な魚を購入後、すぐに内蔵を取り除き、生の内臓は食べない。
- 幼虫は熱に弱く、60℃では数秒。70℃では瞬時に死滅。なので加熱して食べる。
- ‐20℃で24時間以上冷凍すると死滅。販売前に冷凍処理をしているかお店に聞いてみる。
でも、寄生虫はっきり言って、見た目が気持ち悪いです。
なので、気持ち悪いと思った方は、内臓は捨ててしまって構いません。
それか、表面についているのだけ引っこ抜いてしまうかしましょう。
内臓を食べない場合は、しっかりと内臓を出してあげましょうね!