和風の漫画、アニメっていいですよね。
妖怪もののけ系や神様系。
それから、伝統系に歴史系。
読んでいるだけでちょっとだけ日本の文化も学べますし、
和風ですから、きれいな着物もでてきますしね。
和の雰囲気を思いっきり楽しめます。
そこで、今回は伝統系のおもしろい漫画、アニメのおすすめを4つ紹介しますよ!
もちろん、その分野に詳しくない。
全然知らない!
そんな方でも大丈夫です!!
〇囲碁 「ヒカルの碁 」
ヒカルの碁は、週刊少年ジャンプにて1999年~2003年連載。
単行本全23巻。累計発行部数は2500万部。
2000年に第45回小学館漫画賞 。
2003年に第7回手塚治虫文化賞新生賞を受賞ている作品です。
原作は、ほったゆみさん。
漫画は小畑健さん担当。
小畑健さんは「DEATH NOTE」や「バクマン。」でおなじみの方もいるはず。
日本棋院所属の女流棋士梅沢由香里さん監修の囲碁を題材とした少年漫画です。
アニメにもなっています。
当時、囲碁ブームを巻き起こし、
「ヒカルの碁」がきっかけで囲碁を始めた方も多いんですよ!
なんと、そのヒカルの碁きっかけのプロ棋士までも生み出した非常に影響力の強い作品です!
【あらすじ】
主人公の進藤ヒカルは、運動好きの頭を使うことが嫌いな
どこにでもいる普通の小学校6年生。
ある日ヒカルは、おじいちゃんの家に遊びに行った。
その倉を物色中に、ヒカルは血痕のついた古い碁盤を見つける。
それを手にした途端、碁盤に宿っていた平安の天才棋士、
藤原左為(ふじわらのさい)の霊がヒカルに取り付かれてしまった!
左為の目的は、「神の一手を極める」こと。
けれど、佐為はヒカル以外には姿も見えず、
会話も物を動かすことも出来ない。
左為の壮大な目標のために、ヒカルはせがまれるままに碁を打つことに。
名人を父に持つ塔矢(とうや)アキラとの出会いにより、
ヒカルは囲碁への興味を惹かれていく。
ヒカルが心身共に成長していく姿。
左為やライバルたちとの関係。
何度も感動させられました!
〇競技カルタ 「ちはやふる」
【10月13日発売】「ちはやふる」33巻、発売まであと4日!#ちはやふる pic.twitter.com/EHaTHe97df
— ちはやふる公式 (@chihaya_koshiki) 2016年10月9日
ちはやふるは、BE・LOVEにて2008年から連載。
既刊32巻。累計発行部数は1600万部突破。(2016年現在)
第2回マンガ大賞2009、「マンガがすごい!2010」のオンナ編で第1位。
第35回講談社漫画賞少女部門を受賞。
作者は末次由紀さん。
普通のカルタではなく、競技カルタを題材とした少女漫画です。
テレビアニメ、実写の映画にもなっています。
「かるた漫画」の提案は作者の担当編集者からあったそうで、
作者がかるた経験があり親近感があったので、描き始めたそうです。
【あらすじ】
主人公は競技かるたのクイーンを目指す女子高生、綾瀬千早(あやせちはや)。
物語は、千早の回想するから始まる。
千早の小学6年生の頃の夢は、姉の千歳が日本一のモデルになることであった。
しかし、「自分のことでないと夢にしてはいけない」と、
福井から来た転校生、綿谷新(わたや あらた)に言われてしまします。
そんな新の夢は競技かるたで名人になり、日本一になること。
千早は新とかるたをすることになり、
その真剣に札を払う新の姿に衝撃を受ける。
そんな千早は、幼馴染の真島太一(ましまたいち)も巻き込んで、
かるたの惹きこまれていく。
少女漫画ですが、熱血スポーツマンがでもあり、
恋愛や友情の少女漫画ならではの青春もありの漫画です!
〇三味線 「ましろのおと」
ましろのおとは、月刊少年マガジンにて2010年から連載。
既刊15巻。
「全国書店員が選んだおすすめコミック」2011年9位。2012年6位。
2012年第36回講談社漫画賞「少年部門」。
第16回文化庁メディア芸術祭マンガ部門にて優秀賞を受賞しています。
作者は羅川真里茂さん。
津軽三味線を題材とした少年漫画です。
作者にとって白泉社以外での初連載。初少年誌での連載作品です。
【あらすじ】
16歳の主人公の澤村雪(さわむら せつ)は、
師匠であり育ての親でもあった祖父の松吾郎(さわむら まつごろう)が亡くなり、
自分だけの音を探すため、思いつきで上京する。
高校には夏から通っていなかったが、母の梅子(うめこ)の言い付けで梅園学園へ転入することに。
そんな、強引に転入させられた高校で、
「津軽三味線愛好会」を設立しようとしているクラスメイト前田朱利(まえだ しゅり)と出会う。
朱利は三味線のことは全く分からない。
けれど、津軽三味の愛好会を設立したいという。
どうしても、理解できない雪。
そんなとき、朱利の携帯から聞き覚えのある音が。
それはなんと雪の祖父が遺した曲「春暁」のフレーズであった!!
演奏のシーンは毎回漫画から音が聞こえてきそうな迫力です!!
〇落語 「昭和元禄落語心中」
昭和元禄落語心中は、ITANEにて2010年から2016年32号まで連載。
既刊32巻。累計発行部数は1600万部突破。(2016年現在)
第17回2013年度文化庁メディア芸術祭マンガ部門、優秀賞。
第38回2014年度講談社漫画賞一般部門受賞。
作者は雲田はるこさん。
落語を題材とした漫画で、テレビアニメにもなっています。
アニメのオーディションでは、
実際に落語「野ざらし」と「死神」を制限時間3分間で話して
提出するものだったそうですよ。
【あらすじ】
元チンピラで満期で出所の模範囚。
本名、強次(きょうじ)こと与太郎(よたろう)。
その足で真っ先に向かったのは、町の寄席。
目当ては、昭和最後の大名人の有楽亭八雲(ゆうらくていやくも)。
八師匠がムショで演った「死神」に感動して、
噺家として生きると心に決めていました。
普段、弟子など取らぬ八雲師匠。
なんと何かのきまぐれか!!
与太郎を弟子として受け入れることに。
師匠の家に住み込みするものの、師匠からは稽古をつけてもらえない日々が。
そんな中、今は亡き天才落語家で師匠の兄弟子。
二代目有楽亭助六(ゆうらくていすけろく)を父に持つ、八雲の養女の小夏(こなつ)。
彼女の亡父、二代目助六のネタ帳やレコードから小夏の教えを受け芸を取り入れていきます。
修行で落語の腕をあげていきますが、自分の落語を見つけることができず、
その上、師匠の独演会で居眠りをしてしまい破門!!
破門と言われた与太郎と、与太をかばう小夏。
そんな2人に師匠が語る。
兄弟子、二代目有楽亭助六との昔話と死の真相とは!!
落語を通じた人間模様や人生観が見所です!
どれも面白い和風漫画です。
1つでも興味がわいたら是非読んでみてください!!