お正月のおせち料理の1つとしてもある数の子。
プチプチとした食感が美味しいですが、塩抜きが必要ですよね。
ちょっと塩抜きって面倒ですよね。
でも、塩抜きしないと美味しくないんですよね。
できれば少しでも早く塩抜きして簡単に味付けできないでしょうか?
今回は、そんな数の子の塩抜きの時短方法と、簡単な味付け方法を紹介します!
塩抜きが必要な理由と、失敗しやすい理由
〇なんで「塩抜き」はなぜ必要なの?
そもそも、なんで数の子に塩抜きが必要なんでしょうか?
調理する前に塩抜きがちゃんとできていないと、しょっぱいんです!
しかも、味付けをしてもしみこまない上に、苦味も出てしまい美味しい数の子にならないんですね。
なので、塩抜きは数の子を食べるにあたって、非常に重要なんです!
〇よく失敗する!なんで?
塩抜きの多い失敗が、真水に浸けてしまったというものです。
真水だと失敗するケースが多いんですよ。
実は、数の子は真水に浸けて塩気を抜くのが難しいんです!
なので、真水を利用するのではなく薄めの塩水を使って塩抜きしましょう!
目安は塩分濃度1%です。
お湯で溶かして混ぜると、塩でも溶けやすいですよ。
数の子の塩抜きのやり方!
〇じっくりゆっくり!時間のある方がやる方法!
せっかく美味しく味わうのなら、 じっくりゆっくり丁寧に下処理するのがおすすめです。
後で、時短の方法もお教えしますが、若干味が落ちます。
できれば鮮度を保つため、室温は15度前後、水温は20度以下が良いですね。
味重視の方は丁寧にした処理をしていきましょう!
【やり方】
- 冷たい水1リットルに小さじ2杯の食塩を入れ食塩水を作ります。
- 数の子150g~200gを途中で何度か水を替えながら6~8時間くらい浸しておきます。
- 味見をし、丁度良い塩の抜け加減になったら、数の子の表面の薄皮を指でこすりながら剥がします。
- そしてまた1と同じく食塩水を作りら6~8時間程浸しておきます。
〇簡単に手早く!数の子の塩抜き
通常、冷たい水で行う塩抜きですが、
手早く時短する場合は、40度くらいのお湯でやることで素早く塩抜きできます。
先ほども言いましたが、お湯でやることで若干味が落ちます。
味よりも時間の方はこちらの方法でやってみましょう!
【やり方】
- 40度くらいのぬるま湯1リットルに小さじ2杯の食塩を入れます。
- 数の子を水を少し洗って、1時間ほどつけておきます。
- 数の子の表面の薄皮を指でこすりながら剥がします。
- 冷たい真水に浸けて、途中で水を2~3回替えながら2時間程浸しておきます。
味を取るか時間を取るか!
それはあなた次第です!
〇もし失敗したら・・・
数の子の塩を抜きすぎてしまった場合でも一応対処法はあります。
数の子は塩を抜きすぎて苦くなった数の子は、
ボールなどの容器に塩抜きをする時よりも濃いめの食塩水に数の子を浸して、
冷蔵庫にいれておきましょう。
1~2時間浸しておくと塩分が戻り苦味も取ることができます。
味付けはめんつゆを使って簡単に!
めんつゆを使えば、細かく調味料を合わせないので楽です!
時間のない方は試してみてください!
【用意するもの】
- 数の子 好みの量
- めんつゆ 小さじ1
- 水 150ml
- かつお節パック 1袋
- タッパー
【作り方】
- 塩抜きした数の子をひと口程度の大きさにします。
- タッパーに敷き詰めます。
- めんつゆと水を混ぜて濃さを確認。ちょっと薄めと感じる程度。
- そしたら、数の子がひたひたになるよう注ぎます。
- かつお節をふりかけて浸し、蓋で閉じたら冷蔵庫で一晩寝かせます。
お正月には美味しい数の子食べましょうね!