腕や額等体毛が生えている場所に一本だけ長くて白い毛が生えてきませんか?
ある日突然気が付いて驚いた方もいると思います。
最初はただの白髪と思っていてもと気になってくるもの。
そもそもこの毛は何なのか。
なんで生えてくるのか。
色々疑問がわいてきますよね。
でもそんな毛に実は名前があったんです!
そこで今回はそんな一本だけ長い白い毛について紹介していきます。
一本だけ長い白い毛は宝毛・福毛!
体の一部分生えた一本だけ長い透明や白、金色の毛は、
宝毛・福毛と言われています。
個人差がありますが、約5㎝から10㎝程度まで伸びるものが多いです。
ただ、これが黒い毛になってしまうと宝毛・福毛とは言わないようです。
逆に黒くて長い毛が生えた不幸になるわけではありませんので、
安心してください。
宝毛・福毛はその名のごとく「生えると幸運を呼び寄せる」縁起が良い毛なんです。
その由来は仏様の額にあるホクロのようなものにあります。
実はあれは白毫(びゃくごう)と呼ばれる渦を巻いて丸まった白色の毛なんです。
白毫は人知を超えた力を持つ人々に幸運をもたらすと言われ、
白毫に似ているので、幸運を呼び込む「宝毛」「福毛」となったのだとか。
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宝毛・福毛が生える原因は?
宝毛・福毛は、赤ちゃんから大人まで生えることがあるものです。
生えていても健康上も問題はないと言われています。
でも、一度見つけてしまうと気になりますよね。
実は宝毛が生える原因は、今のところ学術的に解明されていません。
ただ、有力な原因はこの3つではないかと言われています。
〇ホルモンバランスの乱れ
年齢を重ね、ストレスなどによりホルモンバランスが変化。
それによりメラニン色素の生成される量が減り、黒の色素の抜けた白色や透明の毛になる考えです。
〇毛の成長過程によるもの
毛には自然に抜けて新しい毛に生え変わるという周期があります。
ですが、その周期が来ても生え続けてしまう毛があるそうです。
そして色素が行きわたらず透明や白色という毛となると考えです。
〇遺伝形質
親に宝毛・福毛があると、その子どもにも宝毛・福毛が生える例が多いのだとか。
また親だけでなく、祖父母から遺伝する場合もあるそうです。
抜いてもいいの?
宝毛・福毛は基本的に吉とされているので、
基本的にはそのまま放置していいでしょう。
ですが、長いと邪魔になってしまうところに生えている場合もあります。
そんな場合は、毛をハサミで短く切ってしまいましょう。
抜いてしまうと、また生える可能性が低くなります。
それでもいいという方は抜いてしまってもいいと思います。
ただ、ジンクスで「この毛を抜くと、白髪になるのが早くなる」といわれることもあるほか、
宝毛・福毛には自然に抜けたら願いが叶うというジンクスがあります。
せっかくなら気になる長さになるまでは様子を見てみてはいかがでしょうか?