厄払いをするなら、どうせなら良い時期に行きたいものですよね。
厄を払いに行くのですから、そう思うのは当然のことです。
そこで、厄払いのことを調べていると、
初午の日に厄払いをすると良いと耳にしました!
でも、厄払いって1年の間いつ行ってもいいんじゃなかったけ?
初午の日じゃないとどうしてもいけないのかな?
そんな疑問から、初午について調べてみました!
初午とは?
初午とは771年に稲荷社の本社、京都伏見稲荷神社。
そのご祭神、宇迦御霊神が伊奈利山へ2月最初の午の日に降りた日と言われています。
宇迦御霊神は五穀の神様で、そのことから各地の稲荷神社では
五穀豊穣や家内安全、商売繁盛を祈願するお祭りになりました。
地域や神社仏閣によって、旧暦か新暦のどちらかに初午祭を開催しています。
なので、2月に開催するところと3月に開催するところがあります。
初午の日は稲荷神の使い狐にちなんで、
初午の日に狐の好物の油揚げやいなり寿司等を食べるようになりました。
厄払いは初午の日がいいの?
初午の日に厄払いをした方が良いのか。
それは、厄払いする神社仏閣によりました!
厄払いする神社仏閣が
稲荷神で宇迦之御魂神、保食神。
観音様で特に馬頭観音を祀る神社仏閣。
これらの神社仏閣では、初午の日に厄払いをした方が良いと言われています。
祀られている神様の違いで、午の日にした方が良いか、
いつでもいいか違うんですね!
でも、神社は先ほどの説明で理由は分かりましたが。
なぜ観音様もなのでしょう?
その理由は、観音様が馬に乗りこの世に現われ仏法を説いた。
馬のように馬頭観音は災厄を食い尽くす。
など、このように馬との関わりがあり午の日に厄祓いをすると良いといわれるそう。
なのでこれらの神社仏閣では、初めての午の日。
つまり初午に祈願をすると最もご利益があるそうです!
先ほども言いましたが、地域によって旧暦か新暦のどちらかに初午祭を開催しています。
なので、お祓いする予定の神社仏閣を調べてみましょう!
もし初午祭でお祓いをするところなら、その日に特別なお祓いをするところもあるそうですよ。
ちょっと調べてみる価値はありそうです!
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初牛にかかせない五色旗の書き方!
初午の日に神社仏閣には五色旗が奉納されます。
五色旗は古代中国の五行説に基づく物で、
森羅万象の「木、火、土、金、水」
方角の「東、南、中央、西、北」
などを表していると考えられています。
現在よく見られるのは、「緑、黄、赤、白、紫」。
緑は青の代用、紫は黒の代用として使われています。
この旗は所によっては四色や赤い旗だったりしますが。
神社仏閣が沢山の旗で彩られます。
売っている旗を奉納する場合もありますが、
自分で文字を書いて奉納する地域もります。
書く場合は奉納旗に「奉納正一位稲荷大明神と日付と自分の名前」を書いて奉納しましょう。
最近は初午のお祭りをやるところも減っているみたいですが、
油揚げやいなり寿司を家で食べることは気軽にできそうですね。
今までやってこなかった方も、1つのイベントとして楽しんでみるのもありかもしれませんね。