食用菊はほのかな香りシャキシャキとした歯ごたえが魅力的で、
ちょっとした甘さとほろ苦さが美味しいですよね。
1番身近な食用菊と言ったら、刺身についている菊でしょうか?
でも、初めて食用菊を頂いて食べる方は、
一体どうやって食べるのって思いますよね。
しかし、調理方法がわかってしまえば意外と簡単です。
そこで、今回は食用菊のゆで方と保存方法、美味しい食べ方を紹介します!
食用菊の基本的なゆで方!
大量に食用菊をもらったら、ゆでて保存しておくのがいいですよ。
もちろん、おひたし等料理する前にもゆでるので覚えておきましょう!
〇ゆで方
【材料】
- 食用菊
- 水 1リットル
- 酢 大さじ1
【やり方】
- ボウルに水を張って食用菊をしばらく浸し、汚れを取ります。
- ザルに上げ水気を切ります。
- 花びらをガクから引き抜きます。
- 水に酢を入れ中火にかける。
- 沸騰したら食用菊の花びらを入れる。
- 花びらが浮いてきてしまうときは、箸などで混ぜながら加熱しましょう。
- 花びらがしんなりして透明感が出たら氷水か流水など冷水に取ります。
- ざるに上げて水を切って余分な水分を絞ります。
これで、後は美味しくなるように調理するだけですね!
食用菊を天ぷらにするときは、1と2の工程をしましょう。
ガクを取ってしまうと、花びらがバラバラになるので揚げるのが大変になります。
初心者や簡単に揚げたい場合は、ガクを取らずにガクごと天ぷらにしてしまいましょう!
食用菊の保存方法は?
食用菊の保存方法は買ってきてそのままの生の時と、ゆでた後と2種類あります。
必要に合わせて保存しましょう!
〇生の時の保存方法
生の時は、乾燥しないようにジップロックなどの密閉袋に入れて冷蔵しましょう。
なるべく早く食べる方菊の香りや食感が楽しめますよ。
ちなみに、生のままでは冷凍できないので注意してくださいね!
〇冷凍保存
ゆでた食用菊でしたら、冷凍しておくことができます。
茹でた食用菊は、キッチンペーパーなので余分な水分をよく切って、
ラップなどに広げて小分けにして凍らせておくと使うとき便利ですよ。
冷凍したものを使うときは、冷蔵庫で解凍!
解凍したものは和え物などに使うのがおすすめです。
定番のおひたし等いろいろな美味しい菊の食べ方!
食用菊といえば定番はおひたし、天ぷらですが、
もちろんそれ以外にも美味しい食べ方があります!
定番の1つおひたしのレシピと一緒に紹介しますよ!
〇定番おひたし
【材料】
- 食用菊 150g
- だし汁 1/2カップ
- 砂糖 小さじ1
- 醤油 大さじ3
【作り方】
- 菊を茹でます。
- ゆであがったら、広げてうちわであおいで冷まします。
- だし汁、砂糖、醤油、を加えて、よくあえます。
〇ガクの佃煮
【材料】
- 食用菊のガク 100g
- サラダ油 少々
- 料理酒 70cc
- ざらめ砂糖 大さじ3
- 醤油 大さじ3
【作り方】
- 食用菊のガクを油で炒めます。
- 料理酒、ざらめ砂糖、醤油を加えて、汁がなくなるまで煮ます。
〇生で食べる
もちろん食用の菊ですから、生で食べることもできます。
生で食べる方法として、何かに散らすのがおすすめですね。
- 味噌汁
- 刺身醤油
- 卵スープ
- クリームパスタ
- ちらし寿司
あとはやはり、天ぷら等ですかね。
天ぷらはてんぷら粉を使ってやるのが一番楽ですよ。
また、もし菊と相性がよさそうなものがあったら散らして食べてみましょう!